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ギフトユアライフ 本社 【Blog】 『15人でスタートしたプルデンシャルを2万人に育てた立ち上げリーダーの仕事 』

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おはようございます。
本日は私の前職時代の経営者、三森裕さんの本をご紹介します。

今週出たばかりなので、書店で見かけてご興味あれば、ぜひご購入お願いします。
では、一部になりますが、ご紹介します。

トップクラスの営業集団を誇る
業界のゲームチェンジャーは、
どのように誕生したのか?
生産性圧倒的NO.1
元プルデンシャル生命社長三森裕の軌跡と証言
採用 部下マネジメント カルチャーづくり 顧客・社員満足……
組織革命は、プルデンシャルに学べ
三森裕 著 
かんき出版
 
現職の会社に忠誠を尽くし、日夜懸命に働いているビジネスパーソンへ私は問いたい。
 
「自分の子どもを、今所属している会社に入社させたいですか?」と。
 
さて、あなたはいったいどうだろうか?
 
現在働いている会社に愛する我が子を入れたいか? 
その組織で働かせたいと思うのか? 
 
胸に手を当てて問いかけてほしい。
おそらく残念なことに、一般のサラリーマンでは、そういう思考にはならないだろう。
むしろ逆に、「うちの会社に〝だけ〟は、絶対に入れたくない」
という社員の方が多いのではないだろうか。
 
実は創業時、社長の坂口と語り合った「夢」の一つだったのが、
まさにこの「自分の子どもがいつか卒業文集で
『ぼく(わたし)の夢は、ライフプランナーになることです』
と書いてくれるような会社にすること」なのであった。
 
実際に、自分の子どもや兄弟、親戚などを
リクルートしてくる支社長や営業所長は後を絶たなかった。
そしてやがて、ライフプランナーが元同僚や友人の営業マンを誘致する
という流れもでき上がっていったのだ。
 
やはりこれはすごいことだと思う。
それはそうだろう。後にも先にも、こんな会社、他に聞いたことがないではないか。
 
さてここで、そんな夢が実現した一例を紹介したい。真実の物語だ。
 
あるライフプランナーの子どもが、小学校6年生のときに、
将来の「夢」という作文を書いたという。
そして、その作文は父兄参観日の授業のあとに、先生からお母さんに手渡されたらしい。
名前を「大紀(だいき)君」という。
 
原文をそのままに、ここで公開しよう。
 

 
ぼくの夢は今、お父さんが、がんばって働いている会社(生命保険会社)に入社して、
一流のライフプランナーになることです。
このお父さんが働いている会社は、すごい会社で素晴らしい理念を持っています。
それは、お客さんに保険に入ってもらうときに、お客さんに真正面から向き合って、
その保険の良さを伝えるということです。そしてお客さんにちゃんと理解してもらってから、
はじめて保険に入ってもらうという考え方です。
だからぼくはこの会社は世界中の生命保険会社の中で、一番だと思います。
でもこの会社は、他の会社の社員をスカウトして、社員を増やしています。
だからまずは、他の会社に入社して、真面目に忠実に働きます。
そして力をたくわえて、お父さんが働いている会社に入社します。
最後には、今がんばって働いているお父さんと一緒に仕事をして、お父さんを越えま
す。
お父さんを越えたと同時に、一年に一度、会社が開催しているハワイでの表彰式で、
チャンピオンの表彰を受けて、お父さんやお母さんを喜ばせます。
そして、みんなに頼られるようなライフプランナーになりたいです。
 
この作文を読んだお母さんはビックリして家へ帰ると、
ライフプランナーであるお父さんへそれを見せた。
作文を読んだお父さんがさらにまたビックリして、翌日会社に行き支社長に見せた。
今度はそれを読んだ支社長が驚き喜んで、本社の広報担当に見せた。
それが巡り巡って代表である私のところにも届いたというわけだ。
私は「これはすごい」と感嘆し、思わず泣けてきた。
 
多くの子どもたちがプロ野球選手やパイロットになりたいと夢を描くように、
「ライフプランナーになりたい」だなんて、
経営者冥利に尽きる素晴らしい作文ではないか。
こんな日がやってくるとは、まさに奇跡である、とさえ思う。
父が息子へ向かって、毎日のように本気で自らの仕事の誇りと職場の魅力、
そしてコンベンション参加への思いを伝えていなければ、
このような作文は生まれるはずがない。
社内には他にも、同じような家庭があると期待させてくれる、そんな一例なのだ。
父の背中を見て育つ息子にとっても、何よりの健全な親子関係だ。
家庭内で上司の愚痴を肴さかなに酒を飲み、職場のストレスとイライラを
家族へぶつけている親と子の間では、決して築くことのできない関係性だろう。
大紀君のこの作文を通し、自信が確信に変わった。
まさに、私たち創業者の「夢」がここに叶ったのである。
 
とはいえ、あまりにもよくできすぎている作文だったため、
「もしやこれは、願望が生んだ捏造ではないのか」と疑った者もいたほどだ。
そこで私は、事実確認したいというより、ただただあまりにも嬉しくて、
いてもたってもいられず、大紀君が住んでいる奈良県まで会いに行くことにした。
それくらい、この出来事は「意味」のある大ニュースだったともいえるだろう。
 
さあ、いざ、お宅訪問だ。
その際、私は記念の品を何か贈らせてもらおうと考えた。
大紀君が喜んでくれそうなサプライズは何か。
とことん頭をひねって出した答え、
それは記念になるボールペンと「社員証」のプレゼントだった。
もちろん正式な「社員証」ではないが、本物と見間違えるほど完成度が高く、
しかも顔写真入りの代物である。
さながらIDナンバーまで入っている。
そしてその「社員証」の裏面には、
「このカードは大紀君の将来の夢を叶えるお守りである」
との一文を記した。
将来を見据え、晴れて大紀君も、私たちプルデンシャル生命へ
「仲間入り」を果たしたというわけである。
 
毎年の成績優秀者を表彰するハワイ・コンベンションには、
ライフプランナーの家族も招待させてもらう。
当然、招待されるライフプランナーは、社会への貢献度が高い成績優秀者ばかりだ。
ただし、第1位から第何位までが入賞という順位の足切りはせず、
一定の基準を達成すれば全員が入賞し、ハワイへ行く権利が得られる。
もれなくリゾート地で開催される表彰イベントに参加できるのだ。
その基準の1・5倍を達成すると、奥様もご招待。
さらにその上の基準を達成するとお子様も無料ご招待となる。
たとえ家族枠の基準をクリアできなくても、自己負担で家族を同伴することができるルールだ。
となれば、入賞したライフプランナーの家族は、ほぼ参加することになり、
輝ける表彰式の壇上でお父さんと一緒に奥様とお子様も表彰されることになるわけだ。
家族にとっても、入賞者にとっても、これほどに誇らしい舞台はないだろう。
 
両親を招待する独身のライフプランナーもいるが、これは何よりの親孝行になる。
入社前には転職に猛反対していた両親が「入社して本当によかった」
と打って変わって喜んでくれるのだから、ライフプランナーからしてみれば面目躍如である。
反対のシュプレヒコールを上げていた両親が、途端に「サポーター」に変身するとは、
まさに海外コンベンションは「魔法」のように、
皆を〝プルデンシャル・ファミリー〞にしてしまう力を持っている のだ。
 
そうして愛する家族から祝福され、「いつもありがとう」という感謝の言葉をもらい、
涙、涙、涙の感動的なステージとなっていく。
見守る私たち本社スタッフも感極まって、涙があふれて止まらない。
社長である私から直に家族の皆さんへ「おめでとうございます」
「お父さんは、家族のため、世のため人のために、日夜がんばっているんですよ」
と感謝を伝えられたら、奥様や子どもたちにとって、これほど感動的な空間はないだろう。
 
チャンピオンをはじめとする成績上位者も、感謝のスピーチを披露する。
そのさまざまなエピソードのなかに
「逆境を乗り越えた強靭なメンタル」
「お客様と真摯に寄り添う誠実さ」
「仲間とともに支え合う友情」などの人間力を垣間見て、
子どもながらにいろいろなことを感じる。
子どもたちから「お父さんの仕事はすごい」と尊敬され、
家庭内では一目置かれる存在となるのだ。
私が式典の最後に「来年またここで会いましょう」と締めくくると、
ホテルの部屋に帰った家族から「お父さん来年もがんばってね」
と叱咤激励される流れになり、
日本へ戻ったあとも、
一年間ずっと奥様とお子様から応援され続けるという〝仕掛け〟となる。
仕事から解放され家に帰っても、
もう一人の〝営業所長〟のマネジメントが待っているのだから、
もうがんばるしかなくなるではないか。
 
ちなみに、ハワイツアーは、平日の行事となるが、
子どもたちは、学校を一週間休んででも参加してくれる。
学校関係者には怒られるかもしれない。
しかし、実際に私も「休ませてでも、ハワイに来てほしい」と公言していた。
なぜなら、学校教育とは次元の違う意味で、
子どもたちの情操教育へよい影響を与えるはずだと信じていたからだ。
大紀君の作文がそれを証明してくれたし、
やはり、家族でハワイにやって来て、お父さんの「成果」を目の当たりにしたり、
使命感を一にする組織の仲間たちと触れ合ってもらったほうが、
いかにも子どもたちにとっては人生勉強になるはずであると、そういう確固たる思いだった。
 
その他にも、ハワイではさまざまなエピソードがある。
実際に、こんな家族もいた。
どうしようもなく素行不良で勉強嫌い、
いわゆるヤンキーだった息子(中卒の職人)を持つライフプランナーが、
ハワイへ息子を連れてきたことがあった。
そのライフプランナーは15年間コツコツがんばってきて、
やっと初めてコンベンションに入賞できた苦労人だ。
その喜びもあって、嫌がる息子を無理やりに引っ張ってきたのだが、
思春期の息子は素直に楽しめず、斜に構えていた。
しかしやがて、そんな態度の悪かった息子も、
コンベンション特有の演出に心を打たれたのか、
それとも、父を尊敬する気持ちが芽生えたからなのか、
徐々に前向きな態度に変わっていったという。
 
話はそれだけでは終わらない。
帰国後の後日談がすごかった。
ハワイでのライフプランナーたちの言動に影響を受けた息子は、
よほど衝撃的だったのだろう。
「海外留学したい」と言い出してすぐに渡米し、
やがて「MBA」を取得して帰ってきたというのだから驚きである。
ちなみに、留学先の大学は坂口会長と同じ米国レバノン・ヴァレー大学だった。
これが偶然だったのか、少年の意図したものだったのかわからない。
いやはや、これほどまでに家族の「生き方」を変えてしまうだなんて、
ハワイ・コンベンションには魔力が宿っているに違いない。
だってそうだろう。このような家族の好事例はまだまだ山ほどあるのだから。
 
↑上記の話は、私が在職中に聞いたり、体験した話なので、当時のことを思い出しました。
色んな経験をさせてくれました。
今週、実は直接三森さんとランチする予定になってます。
幸せな時間を過ごせそうです。
今週も明るくいい気分で楽しんで行きましょう。

豊福 公平 (Gift Your Life株式会社 代表取締役)