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ギフトユアライフ 本社 【Blog】 『仕事する期間について』

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今日は人生で影響を受けた本の一冊をご紹介します。

『仕事は5年でやめなさい。』(松田公太 著/サンマーク出版)

「松田公太」という名前を聞いても、ピンとこない人も多いかと思います。
しかし、 タリーズコーヒーは、知っている人も多いんじゃないでしょうか。

実は、松田公太さんは、アメリカ・ボストンのコーヒーチェーン店、タリーズコーヒーを日本に広げた人なのです。

ところで、この本のタイトルにある「仕事は5年でやめなさい。」という言葉、インパクトありますよね!
「一度就いた仕事は最低3年やめるな」といわれてきた私たちの時代からしたら、「5年でやめなさい」というのは、かなり衝撃的な言葉です。

実は、松田さんがいう「5年でやめなさい」というのには意味があります。

「5年間のやり方を変え、考え方を変え、バージョンアップ。5年単位で成長し、本当の実力をつけていく」というのが、このタイトルの本当の意味なのです。
決してジョブホッパーしろといっているわけではないので、注意してください(笑)

では、5年間で次のステージに行くとしたら、まず何をしたらいいか。

大事なことは、目標の立て方です。
通常、目標を立てるときは1年ごとに計画を立てる人も多いでしょう。

松田さんの場合はどうかといえば、年3回。1月、4月、12月に目標を立てるそうです。
1年に1回の計画を立てる場合、ゴールまでの道のりが長すぎたり、時間に余裕があることから、スロースタートになりがちです。
さらに、8月あたりで目標を見直すものの、「まだ時間がある」との思いから、「今は仕事が忙しいからまたあとで」となってしまう。
結果、11月から12月に入り、あわてて取り掛かるものの、師走の忙しさもあり、結局目標が達成できず終わってしまう。

そうならないために、四半期ごとに目標を立てる。
これによって確実に目標達成がしやすくなります。
同時にモチベーション維持もしやすいでしょう。

私が『仕事は5年でやめなさい。』の本に出会ったのは、30歳前後の時です。
ちょうどその頃、就職した会社を4年半で辞めたというのも影響があったのかもしれません。

本書には、「失敗する人ほど成功の確率が上がる」「運を運ぶのは人。人に会えば会うほど運が高まる」、など、行動の指針となる言葉がたくさんあります
。私も私も20年以上実戦してみて、「本当にその通りだ」と思うこともたくさんあります。

また「人をほめた場合、ほめられた人よりも実はほめた方が嬉しいもの」「ゲーム感覚を仕事に取り入れる」「机上で考えるな。現場で動きながら考えろ」など、私自身、会社経営をするうえで、共感できるフレーズもたくさんあります。

今回ご紹介した本『仕事は5年でやめなさい。』は、13年前に出版されたものですが、私の人生に影響あったので、ご紹介させて頂きました。
みなさんも影響受けた本や言葉があると思いますので、時々振り返りながら、楽しみながら思い出し、それらを大切にしながら、これからの人生に活かしていきましょう。

今週も明るく元気に頑張って行きましょう!!

豊福 公平 (Gift Your Life株式会社 代表取締役)