未経験から1年でMDRT。本気を後押しする環境があったから成し遂げられたと思います。

谷口 勇樹東京中央支社
初めてMDRTを達成したのはいつですか?またそれは、この仕事を始めて何年目の時ですか?

この業界に入って1年目の2020年です。
Gift Your Lifeに入社したのが2019年7月なので、研修などをして初めて現場に出たのが2019年9月くらいで、11月が期末なので、2019年12月からが通しでの1年目のスタートという感じです。

MDRTを目指すきっかけや、達成に向けて取り組んだことは何ですか?

MDRTを目指そうと思っていたわけではなく、森本部長はじめ、東京中央支社の方々そして全国で活躍されているメンバーの皆さんのレベルまで早く追いつこうと思って1年過ごした結果、MDRTの基準に達していました。
周りの方々がMDRTという言葉を話していたので耳にはしていましたが、実際にMDRTがどのようなものなのか、どうやったらなれるのかなどは何も知りませんでしたし、あまり興味もありませんでした(笑)。
とにかく、早く追い付きたい一心でした。

支社にもMDRT達成者が多くいらっしゃいますね

そうですね。
なので、その方々を追いかけていたら、基準をクリアしていました。

具体的にはどのようなことをされたのでしょうか

元々役者をやっていたんですが、ファイナンシャルプランナーになりたいという夢を抱いてGift Your Lifeに入社しました。
当然実績も無いので、始めは自己マーケットからのスタートだったと思うんですが、実は当時のことをあまり覚えていなくて。。。
恐らく、がむしゃらだったんだと思います。
役者やっていた人間が1か月後に「保険入ってよ」と言っても誰が入るんだろうって思いますが、どうやってきたのか記憶が無くて(笑)。

でもお客さまになってくれた方は、一生大切にしようと思ってはいました。
「ゆうきくんの初めての契約者になりたい」と言ってくれた方もいらっしゃいました。
そういう方は一生大切にしたいなと。

そういうお客さまが何人もいてくれたのは、結果的に僕が今まで多くの方と築いてきた関係性は間違ってなかったのかなというのはありますが、だからといってそういう自己マーケットが続くわけではないことは分かっていました。
その先にあるものとして、ここGift Your Lifeには業務提携というものがあるということも分かっていて、ここにいかに早く入るか、という事だけをスタートの段階から考えていました。
この点は他の方たちとはちょっと違うところかもしれないですね。

mdrt-taniguchi

セミナー事業があって、業務提携が展開されているということだったので、そこだなと。
セミナー講師として話して、ご相談をいただくようになる。
そうしたら初めて会う方は僕のことを未経験だという色眼鏡無しで、FP(ファイナンシャルプランナー)として見てくれると思いました。
そうなったら、あとは自分の能力次第だなと。
もちろん、経験が少なくてもお客様の人生をある意味お預かりするわけですので、もう必死ですよね(笑)

そもそもセミナー事業部に参加するためには、まずはFP2級の資格が必要になるのですが、その資格を取るためには、まず実務を2年以上経験しなければいけないという条件があるんです。もちろん3年の実務経験もないですし、2年も待っている時間も無いので、別のルートとして、AFP認定研修を受けると受験資格をもらえるというのを知り、そこから攻めました。

それと同時進行で、資格に合格したらすぐにセミナー事業に参加できるようになるために、支社の先輩たちにセミナーの進め方や提携案件の進め方を質問したり、セミナーの練習をしたりしていました。
あたかも既に資格をもっているかのように(笑)。
とにかくすぐスタートできるように。

普段の仕事と資格取得の勉強の両立は難しかったのではないですか?

事務所で勉強していたら、「我々は営業してなんぼなんだから、椅子に座っているだけじゃ何も成果は出ないよ。外出てきな」という、有難いアドバイスをいただくこともありました(笑)。
ただ、ぼくの中での優先順位は、明確に資格取得の方だったんです。
今動いて少し上がる成績というのは、その時のものでしかないと思っていて、この資格を取ってセミナー事業に参加できれば、先が開けるというのが自分の中で明確にありました。
だから先輩からいただいたアドバイス通りに外回りもちゃんとやって、その後また事務所に戻って資格の勉強をしていました。

試験落ちたら、”終わる” と本気で思っていました。
一回落ちたら、そのあとまた自己マーケットでどれだけやらなきゃいけないのかという状況になってくるので。大げさではなく、生きるか死ぬかの究極のところで選択していたと思います。
それくらいの覚悟で臨んでいました。

それで試験に受かったらすぐに動けるように、練習もいっぱいしていました。
森本部長はじめ、セミナー事業部の方々のところで教えてもらって、一言一句真似して、全部その人になりきってしゃべれるところまでもっていって、徹底的にやっていました。

試験はいつ頃だったんでしょうか

1月でした。
2019年7月に入社して、翌月の8月にはAFP認定研修を修了し、その翌年の1月がFP2級の試験でした。

その合格発表が2か月後の3月だったんですが、合格発表の日、僕はアメリカにいたんです。
友人と車でROUTE66とか走りながら、アメリカ大陸横断するというのをやっていて。
その時に、日本からメール来ました。
このタイミングで日本からメールという事は、合格発表の連絡だと思ってドキドキしましたね。

メール見て、、、 ガッツポーズでした(笑)
そしてラスベガスで豪遊して帰国しました。
まぁ豪遊といっても、そもそもカジノのルールも英語もわからないので15分くらいでお金なくなって終わりましたが(笑)

mdrt-taniguchi

 

入社から約半年で合格し、初登壇はいつ頃でしょうか?

初登壇までは、少し時間がかかったと思います。
入社してちょうど1年くらいの頃で、9月か10月くらいだったと思います。
それまでは、クローザーとして活動していました。

未経験から入社して1年で登壇というのも稀だとは思いますが、それもこれもチャンスをくれたこの会社のお陰だと思っています。
未経験だからまだダメとなっていたら、僕はそこで終わっていたと思うんですが、未経験でもやりたいと手を上げた僕に、「いいよ」といってくれたこの会社には感謝しきりですね。
挑戦したいという人の背中を押してくれる環境はGift Your Lifeのいいところかなと思います。

 

MDRTを達成する前と後、変わったことはありますか?

MDRTがどういったものなのかを知りました(笑)
意識の高い人が集まっている場で、そこに入ることで、そういう方々の刺激を自然と受けることができる環境だなと思います。派手な演出の大会なども、個人的にはあまり得意ではないですが、1年に1度いい刺激をもらっています。

後はやはり自信にはなったのかなと思います。
MDRTに入る入らないは別としてその基準に達したことで、一人のFPとして見てもらえるようになったんじゃないかなと思います。

ただMDRTに入る基準は保険だけですが、証券など世の中にはもちろん多くの金融商品があると思いますし、その中の一つのツールとして保険があるということは絶対に忘れてはいけないことだと思ってます。

今後の目標を教えてください。

日本一、自由なFPになること!

自由になるにはある程度のお金は必要ですけど、やりたいことがいつでもできる環境にはあると思います。その上で、自由になるには、一定の不自由をこなさなければいけないと思っています。
そこの不自由に文句を言う前に、不自由をこなしてもっと積み上げれば、もっと自由なところが待っていると思っているので、そこまで早く辿り着きたいなと。

不自由を口に出すとただの愚痴になってしまうんですが、そうではなくて、その不自由をこなして積み上げて、雲の上まで突き抜けていけば、お金も時間も自由になるのではないかなと思っています。
具体的な数字などがあるわけではないんですけど、ただ、ぼんやり見えかけてはいるんですが、自分一人ではできないんだろうなと。
だから、色んな方の助けをいただきながら進んでいけたらと思っています。

個人の目標としては、不自由を超えた先の自由というのが目標なんですが、最近は、自分みたいな人を自分が作れるのかなと思うこともあります。
それは本気の人じゃないと無理なんですけど。できるんじゃないかな、本気でやれば、と。
僕にしかできない、会社への恩返しかなとも思っています。

mdrt-taniguchi