Q)初めてMDRTを達成したのはいつですか?
2024年の登録が初めてです。
Gift Your Lifeへは2022年5月入社なので、2年目ですね。
Q)それは、この仕事を始めて何年目の時ですか?
この業界に入って14年目の年です。
Gift Your Lifeに入社する前は、一社専属の国内生命保険会社に12年いました。
Q)一社専属の国内生命保険会社に在籍中は、MDRTを目指そうとは思わなかったんですか?
そのような文化がそもそも無かったと思います。
むしろMDRTというもの自体をよく知らなかったというか。
在籍12年の間で、当時の上席の方がそういうのに入って、どこか行っているらしいという噂話のようなことを一回聞いたことがあるくらい(笑)。
Q)会社としてそのようなことに取り組んでいこうという風習が無かったという事でしょうか?
みんなでMDRTを目指して頑張ろうという雰囲気はないですけど、似たような独自の取り組み、社内の表彰規定があって、そういうものへの取り組みに関しては積極的に、という感じでしたね。
Q)では、Gift Your Lifeに入社して、一社専属の国内生命保険会社から保険代理店に環境を変えたことをキッカケにMDRTを意識した?
意識してなかったですね。全く(笑)。
Q)意識し始めたキッカケは何だったんでしょうか。
大分支社の野地支社長が、「今年は絶対MDRTいくよ」って。
2023年1月にエクセルの表で、ACの数字を毎月毎月入れると、残いくらと出るようなものを渡されて。
そうしたら、もう夏くらいには、まあいけそうかなという感じになって。
それでも、MDRTの事をあまり分かっていないから、言われた通りにやっていただけって感じです(笑)。
Q)野地支社長との出会いがキッカケという事ですね。
それですね。
Q)明確な目標が決まると動きやすかったりしますよね。
そうですね。
一社専属の国内生命保険会社にいた時も、色んな指標に向けて、残数字を追っていくような世界観というのはやってきていました。
それに似た感じというのはあると思うけども、なぜGift Your Lifeに来たかというと、その”数字に追いかけ回される世界観”が嫌だったからなんですよね。
『MDRT』のための仕事、ではないじゃないですか。
格好の良い事を言えば、自分がお客さまのために一生懸命やった結果として、『MDRT』がついてきたというのが本当の姿だと思うんです。
だけど私はそうではなくて、結果的に、数字を意識して取り組んだという事は間違いないんですよね。
「MDRTいくぞ」と言われて、「MDRT行くためには?」と数字を意識して仕事をやってきたということには間違いない。
Q)それでもお客さんのためにという意識はあったのではないですか?
そうなんです。
もちろんそうなんだけども、本来は、MDRTに入るための仕事ではないという、、、そういう風でありたいなと。
連続挙績もそうなんですけど、連続挙績のための仕事になったらおかしい。
とはいえ、昨日もね、なんとか今週のための自動車保険をバタバタお預かりしてきたんだけど。
でも、本当はそうじゃないんだろうなと。
難しいな、て思いますね。
Q)そう考えると、Gift Your Lifeには社内リーズもあるので、やりようによっては無理なくやれる土壌はあるのではないでしょうか?
そうそう。そうなんですよ。
おかげさまで、Gift Your Lifeの業務提携案件とか、社内リーズとかという仕組みをフル活用させていただいて、出来たことかなと思います。連続挙績とか。
今はなかなか出来ていないですけど、火災保険リーズも、入社一年目の時はやらせてもらっていました。
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Q)もう火災保険リーズはやっていないんですか?
今は手が回らなくて。。。
今、9割くらいはオンラインでお仕事させていただいているんですけど、火災保険リーズをすることで、オンラインでお客さまと商談するという土台みたいなものが出来たと思います。
あれを無我夢中でやったおおかげで、そのあとの生保展開や、セミナーからの移行とかもできるようになったかなと。
Q)経験数って大事ですよね。
やっぱり、やらないと分からないことのオンパレード。
Gift Your Lifeに入ってから。
これまでとは全く違うんですよ。
色んな保険会社を扱えるという事も、喜びでしかなかった。
一社しか扱えないというのは、自分の手持ちの球が少ないという事になりますから、やっぱりお客さまに提案するには武器になりますよね。
今のGift Your Lifeの感じって。
Q)いまはセミナーがメインですか?
今はセミナーが主です。自己マーケットはあんまり(笑)。
連続挙績を狙うなら、火災保険のような損害保険を増やすと良いですよね。
先ほどの火災保険のリーズをやっていた時の、初めてのオンライン商談はよく覚えてますね。
大汗かきながらやった記憶があります(笑)。
千葉の方でしたね。
70幾つのお父さんのマンションの火災保険で、息子さんも一緒にオンラインで入っていただいて。
そのお父さんのマンションの火災保険はお預かり出来て、さらに息子さんの方の賃貸の火災保険もお預かりさせてもらえて。
成功体験ですよね。
一番最初に、大汗かいて、しどろもどろになりながら、やらせてもらいましたけど、結果良かったなって。
5月入社で約半年、火災保険とか色々やってみて、頑張ったらMDRTに手が届くんだなという感覚は掴みました。
ただ、1年目というのはある程度の自分の手持ちの案件があるけど、2年目からは一から積み上げていかなければいけない。
だから、セミナー事業部の色々なセミナーへの取り組みを頑張りました。そこは自分を褒めてあげたいかなと(笑)。
Q)セミナーというのはGift Your Lifeに入社してからですか?
そうです。
そういう世界があるということも初めて知りました。
Q)いまはセミナー講師も全部オンラインですか?
そうですね。
今年少しリアルでやらせていただきましたけど、めちゃくちゃ緊張しました。
Q)初めてのリアル開催ですか?
少人数でというのは2回ほどやったことはあるのですが、大きな会場でというのは、今回初めてでしたね。
Q)リアルとオンラインはやはり違いますよね。
私はオンライン始まりなので、リアルは本当にすごく緊張します。
でもリアル開催からやっていた方は、オンラインの方がやりにくいとおっしゃいますね。
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Q)どちらが好きですか?
もうぜんぜんオンライン(笑)。
Q)セミナー事業部が無かったら、どうなっていたと思いますか?
どうなってたかな。。。
それなりに頑張って何とかやっていたと思うけど。
でも、仕事のやり方は全然違うんだろうなって思う。
もともと一社専属の生命保険会社の頃は、あちこち訪問してやっていたわけだから、やはりそういうやり方しか思いつかないだろうし。
Q)それだと生活に代わり映えがない?
どうなんだろうね。
でもやっぱり、何より人に会える、案件があるという事が本当に素晴らしいなって感じたというか。
セミナーでの個別移行もそうだし。
まず、こちらの話を聞いてくれる人を探すということが何よりも一番難しい事だと、私は思っているんだけど、まず話を聞いてくれるっていうかね、話をできる環境、それが手に入るっていうのが一番、このセミナー事業部の素晴らしいところ。
しかも私がセミナーで話をして、その話を聞いた人が申し込んでくださるわけだから。
なんて素晴らしい環境だろうと思って(笑)。
Q)ちなみに一社専属の時はどのように開拓していたんですか?
当時は職域がメインでしたね。
職域活動といって、その職域を自分で探してもいいんだけども、私なんかは、入社した時に担当という形で割り振られて、例えば、県警とか大手企業に、お昼休みに飴ちゃん持って、チラシ配って、アンケートお願いして、というところから始まる営業ですよね。
Q)あれですね。
あれです。
それが日々でしたね。
あとは、既契約者の担当を割り振られて、メンテナンス、アフターフォローにいって、見直しだったり、追加契約を提案していくという、そういう感じ。
Q)ということは、ぜんぜん仕事のやり方も変わったということですね。
そうですね。
全然変わりました。
Q)ある意味、異業種転職のような。
もう、本当にそんな感じです。
ああ、こんな世界があったのねという感じ。
Q)戸惑いは無かったですか?
戸惑いしかないでしょ(笑)。
Q)新しい事への刺激が楽しいとか。
そうですね。
何しても楽しいですね。辛いのも楽しいというか。
Q)困難を楽しめるような、そのようなメンタルはもとからですか?
そうなんでしょうね。ありがたいことに。
悩むという事が無い。
だから成長しないとかもあるんだろうけども(笑)。
だからね、共感力に弱いんです。
共感力に弱いなとは思ってる。いつも。
自分が悩んだりしないから。
みなさん、周りのお友達とか、お客さんも含めだけど、愚痴とか悩みとかの話って多いじゃないですか。
だから、「そうそう、そうだよね」というところから話が膨らむことって多いと思うんです。
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Q)ネガティブ感情への共感という事ですね。
そんなイメージ。
よく言えば、寄り添ってあげるとか、話を聞いてあげられるとか、そういう感じ。
やっぱり共感してもらいたくて、感情を出すようなところってあると思うんですよね。
そこに対する共感力が弱いから。。。
Q)そういう時はどうするんですか?
うーん、、、
どうしてるかな(笑)。
「私はこう思うよ。」という事をぶつけてしまうと、きっとそれじゃないんですよね。答えは。
何の根拠もないけど、大丈夫大丈夫って、ついそう言ってしまう。
でもきっとそうじゃないんだろうなって思いながら(笑)。葛藤してます。
Q)MDRTを達成する前と後で変わったことはありますか?
モチベーションの向上ですかね。
先ほどの話と真逆に行ってしまうんですけど、連続挙績と同じで、一回達成して、すぐに落ちるとかは嫌だなって。
ずっとこれを継続していきたいなと思う自分がいるというか。
Q)自分の中の基準が一つ上がったということでしょうか?
そうね。一つ、そういった指標みたいなのとしては確実にあるかなと。
そこにいたいというか。
そうすると、先ほどの「仕事の本質」とかけ離れてしまうんだけども。
ただ、連続挙績もそうなんだけど、それを意識することでプラスになっている部分というのは、自分で思っているよりもたぶんあるんじゃないかなと思っているので、数字のための考え方みたいな感じだけれども。
それを意識することで、たとえば、より多くのお客さんに会うことが出来ていたり、お話を聞くことが出来ていたりという事につながっていたりもするのかなと。
Q)根底の欲求としては、”お客さまのために”ということ?
そうね。そうありたいというか。
格好つければ、本質的には「お客さまのために」というところでありたいんだけれども、やっぱりどうしても、数字とか、お給料とかね。
仕事だからもちろんやってるというか、稼ぐためにやっているというのがやっぱり軸としてはあるし。
それを、自分としてそれを軌道に乗せて管理する部分として、MDRTとか連続挙績という指標があるのかなと思ったり。
Q)その先なのか、手前なのか、お客様の。。。
そうね、行ったり来たりしますけど。
そういうところの葛藤はありますよね。
お客さまとどれだけ話をしても、数字につながらなかったとしても、成績にならなかったとしても、そのお客さまが満足してくれたらそれで良しとしたり、自分もそれが経験となって、一つ自分のスキルが上がったと思えることも、もちろんあるし。
何をしても、結果が出なくても、無駄じゃないと思うところももちろんあります。
Q)今後はどのような目標をおもちですか?
健康で長く働き続けたいです
Q)生涯現役という事ですか?
私働くのはぜんぜん嫌じゃないというか、この仕事に限らずなんですけど。
せっかく自分が稼げる仕事があるんだったら、本当に長くやっていきたいなというところ。
仕事好きなんです。
何でも好き。
色んな仕事をしてきたけど。
早くリタイヤしたいとかは一切ない。
家にいて何するの?みたいな(笑)。
お金は大事なんだけど、やっぱり働くのは好きだと思います。
今までも色んなバイトとかもしてきたけど。
もう嫌で嫌でというようなことは無いですね。
どんな仕事も。
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ただ、やっぱりこの保険営業の仕事が一番長く続いている仕事だし、自分では意識していないけど、周りからは天職だとよく言われるから、その天職というのは、営業成績を爆発的に上げるという事ではなくて、先ほどの、あまり悩まないとかそういうところもあると思うけど、お客さまに断られて、凹まないことも無いけど、引きずらないというか、苦にならずにやっていけるという部分で、天職と言われることはありますね。
ということは、この仕事が合ってはいるのかなって自分の中で思います。
この前も豊福代表が5年先のとか、10年先のとかって話をしていたんだけど、そこに何か目標を置くんじゃなくて、私が十何年やってきたその先にまだ、Gift Your Lifeの今回のような知らない世界とか、知らない環境があったりする。
じゃあ、5年後とかもGift Your Lifeにいながらだとしても、この仕事をしつつ、まだ新しい何かにチャレンジしたりとかしているのかもしれない。
例えば60歳過ぎても、何かチャレンジできることがまだあるのかもしれない。
そういうのも、どこかある程度楽しみにしていられているんです。
ずっとこの毎日が続くんだ、ではなくて。
もともと、すごい先を見るというより、毎日同じことをしていて、明日のことを考えているだけでも、そんなに苦じゃないんです。
そうやって生きてきたら、振り返ってみると色々あったなって。
色々変わってきたなと思うと、未来とか、希望とかがキラキラしているわけではないんだけども、きっとどんな状況でも楽しんでいるんだろうなとは思いますね。
Q)変化を楽しめるタイプ?
うんうん、そうそう。
Q)MDRTを目指して活動した1年は楽しかったですか?
そうですね。
楽しかったです。
目標に向けて数字を積み上げていく達成感、楽しさはありました。
Q)やるかやらないかを迷ってるなら、やるべきでしょうか?
もちろんやるべき。
もうそれだけ。
目指してるという強さって大事かなって。
別に目指してないですよ、でも入りましたよって言う人もいると思うけど(笑)。
目指してるんだよという事を、自分に対しても、口に出して言う事は大事だと思う。
Q)そこで覚悟が決まりますもんね。
そうですね。
Q)まずは覚悟を持てと。
格好いいな(笑)。
ただ、私がポジティブシンキングなので、ダメでも別に死ぬわけではないしというか。
悲壮感は持っていない、もし達成できなかったとしても。
悲壮感は持っていないので、もう、やるって決めたら、そこに進んでいく自分みたいなものを楽しんでいければいいかなと。
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