審査業務のカラクリはどうなってる?
本人確認は厳格!
消費者金融は特に本人確認に力を入れています。運転免許証や健康保険証、本人から聴取した電話番号から申込みしているのが本当に本人かを調べます。そのために電話などで確認の電話がきた際に本人じゃなければとっさに答えられないような干支や星座を聞くのです。もし本人確認を怠り申込者にお金を貸してしまえば、返済がない時点で全て損害となるために本人確認は厳格に行っているのです。信用情報機関へ照会
名前と生年月日で信用情報機関に申込み者の情報があるか照会します。各業者はそれぞれ加盟している信用情報機関が違いますが信用情報機関に照会するのに照会料が必要となります。基本的に消費者金融は全情連に入っていますがCRINというシステムで他の情報機関でのブラック情報が入手できますが料金がかかりますので実際は照会しないケースがあります。自社コンピュータで照会
名前や生年月日、電話番号から業者内のコンピュータで過去に申込んだことはないか?家族が現在契約していないかを調べます。これを行うことにより家族の肩代わりでの借入を防止する効果があります。在宅確認と在籍確認は104や電話帳から調べる
自宅の電話番号が間違い無いかを住所から「104」で調べます(電話番号の名義人を聞くのはそのためです)。更に直接電話をして確かめます。この場合は「はい○○です」と言って間違いなければ、何も言わずそのまま切ったり、個人名で本人がいるかどうかを聞きます。もし自宅の電話が止まっていれば「お客様の都合により」とアナウンスがありますので審査の悪材料とします。更に勤務先に電話をして申込み者が在籍をしているかの確認も行います。オートスコアリングシステムは各社違いがある
システムに申込み内容を登録します。これは「こういう勤務先に勤めていて年収は○○万円ぐらいでで家族構成は何人なら○○円まで融資できる」と算定できるものです。このシステムは各業者独自の過去の顧客取引データを基準にします。ですので審査が甘いところもあれば辛いところもあるのです。申込み~審査~融資までの全体像
- 本人確認
- 契約内容の説明
- 借入限度額の説明
- 信用情報機関登録の同意
- 契約手続き
- 契約書を作成し交付
- 申込み内容を記入
- 支店長が与信額を決定し告知
- カードの発行
- 審査
- 在宅確認、在籍確認
- 借入
- 他社借入の調査
- システムに申込み内容を登録