おすすめのクレジットカード付帯の海外旅行保険と選び方を紹介
非日常を味わいたい時やリフレッシュしたい時、海外旅行へ出かける方も多いのではないでしょうか。
その国の食べ物や街並み、人柄に触れると自分の世界が広がるような感覚を味わえます。
しかし海外旅行先では、時に予想外のトラブルに見舞われる可能性もあります。
そういった時に備えておきたいのが、海外旅行保険です。
海外旅行保険は、保険会社が用意しているものを利用する方法があります。
そしてクレジットカードにも、海外旅行保険が付帯されているものもあります。
そこで今回は、クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償内容や選ぶ際のポイントを解説します。
あわせて、おすすめの海外旅行保険付帯クレジットカードもご紹介していきます。
目次
クレジットカード付帯の海外旅行保険でトラブルに備える
楽しいイメージの強い海外旅行ですが、時にトラブルに見舞われるケースも少なくありません。
「自分に限って……」と思う方もいるかもしれませんが、備えあれば憂いなしと言います。
トラブルは、いつどこで起こるかわからないからトラブルなのです。
万が一のトラブルに備えて、クレジットカード付帯の海外旅行保険に加入しておきましょう。
では、海外旅行先で起こりうるトラブルには、どういったものがあるのでしょうか。
- 怪我、病気
- 盗難、紛失
- 携行品破損
主な旅行先のトラブルとしては、上記のようなものがあげられます。
海外旅行中に怪我や病気をする可能性は、ゼロではありません。
この場合、治療費や入院費が発生します。
長期入院となると、より高額な入院費がかかります。
そして海外旅行先のトラブルとして非常に多いものが、盗難や紛失です。
アジア人を狙ったスリや強盗事件もあるため、旅行中は盗難されないように注意が必要です。
他にも旅行の必需品とも言えるカメラやスーツケースといった携行品が破損するトラブルもあります。
世界の医療事情について
では、世界の医療事情について確認してみましょう。
医療費がどれくらいかかるのか、医療レベルがどれくらいなのか事前に知っておくことも大切です。
国名(地域) | 医療事情 |
---|---|
ニューヨーク | 米国の医療費は非常に高額。 とくにニューヨーク市マンハッタン区の医療費は同区外の2倍〜3倍。 専門医の診察費が1,000ドルを超えることがある。 入院した場合は室料だけで1日あたり数千ドル、入院費が1日あたり1万〜2万ドル。 治療費は、診察料、施設利用料、血液検査代、画像検査代、薬品代などとそれぞれ別個に請求。 病気や怪我など1回の入院で数百万円〜1千万円。 |
タイ | 医療事情は、地域や医療施設により大きく異なる。 バンコクの代表的な私立病院の医療水準はかなり高い。 日本の医学部を卒業した医師、日本の病院で研修経験のある医師・看護師なども勤務。 また日本語通訳(日本人またはタイ人)が勤務しており専用窓口を設けている。 私立病院は全て自由診療。 診察料・治療費等は、日本での窓口負担額と比べて高額になることが多い。 |
北京 | 外国人専用外来をもつ中国系総合病院がある。 英語・日本語で先進国と同様の医療が受けられる外資系クリニックも。 医療レベルも経済成長と共に進歩しているが、医療費は日本と比べるとかなり高額。 外資系医療機関では、感冒や胃腸炎などでも1,000元(およそ17,000円)以上かかる。 レントゲンや採血、超音波などの検査により医師の収入が増加するシステムのため高額になりがち。 多くの医療機関は、海外旅行傷害保険が使用可能。 |
インド | 都市部には最新の医療機器や清潔感のある個室を備えた私立総合病院がある。 私立総合病院の備える医療機器や外来担当医師の水準は、おおむね先進国と比べて遜色がない。 医療スタッフについては、日本の病院で受けられるようなケアを提供してくれるとは言いがたい現状。 ほとんどの病院は部門ごとに縦割りとなっている。 医師の受診、血液検査、レントゲン検査、薬局などで受付と事前支払いを別々に行う必要がある。 |
イタリア | イタリアの医療には、国民皆保険制度による保険医療と保険外診療である自由診療がある。 国民健康保険に加入すれば在留外国人でも比較的低額で公立病院を受診できる。 ただし公立病院はいつも混雑して待ち時間が長く手続きも煩雑。 救急室から退院する時に支払い清算されず後日請求されることがある。 また治療費の明細書が発行されないケースも。 私立病院は医療費が高額のため、治療費用が十分に補償された海外旅行保険への加入しておくのがよい。 |
参照元:世界の医療事情|外務省 – Ministry of Foreign Affairs
この他にも外務省ホームページで、各国の医療事情を確認できます。
旅行先の医療事情に関しても、事前にしっかりと把握した上で旅行当日に備えましょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償内容は?
クレジットカード付帯の海外旅行保険の主な補償内容についてまとめました。
実際には、カード会社によって補償内容に違いがあります。
最高補償額がいくらかなど、しっかりと確認したうえで申し込みしましょう。
- 傷害死亡、後遺障害
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
またクレジットカードのステータスによっても、補償内容が変わります。
補償内容はクレジットカードのステータスによって異なる
クレジットカードのステータスによって、海外旅行保険の補償内容が異なります。
ステータスが高いほど、傷害治療費用や賠償責任、携行品損害などの補償限度額が高額です。
補償限度額の他にもステータスによって、さまざまな補償内容が追加されるカードもあります。
例えば三井住友カード ゴールドであれば、以下のようなサービスが追加されます。
- 旅行先での緊急アシスタンスサービス
- 空港ラウンジサービス
保険料や補償・サービス内容を確認して、ニーズに合ったクレジットカードを選択しましょう。
クレジットカード付帯の海外旅行保険を選び方
ここからは、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の選び方について説明していきます。
カード会社によって、海外旅行保険の補償内容やサービス内容が異なります。
事前に確認しておくことで、いざという時スムーズにトラブルに対応できるでしょう。
押さえておくべきポイントとしては、以下の2点になります。
- 海外旅行保険が自動付帯か利用付帯か
- キャッシュレスサービスに対応しているかどうか
海外旅行保険は自動付帯がおすすめ
クレジットカード付帯の海外旅行保険には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
自動付帯 | カードを持っていれば自動的に補償される |
利用付帯 | 一定の条件をクリアしていれば補償される |
自動付帯に関しては、基本的にクレジットカードを持っていれば自動的に補償を受けられます。
一方で利用付帯の場合、補償を受けるためには「旅行代金の支払いをカードで行なっている」など条件が設けられています。
また利用付帯は、クレジットカードによってさまざまな条件があるので事前に確認しておく必要があります。
その点、自動付帯であれば所有しているだけで保険適用されるため、いざという時に安心できます。
医療費キャッシュレスサービス対応のクレカがおすすめ
海外旅行保険を利用することになった場合、基本的に病院への支払いは立替精算となります。
つまり、一旦は利用者が請求された医療費を全額支払わなくてはなりません。
しかし海外旅行先での医療費は、非常に高額となるケースがほとんどです。
とくに土日や夜間など、タイミングによっては現金での用意が厳しい場合もあるでしょう。
そういった際に確認しておきたことが「医療費キャッシュレスサービス」です。
このサービスは、保険会社と病院が直接やりとりをしてくれるというものです。
このキャッシュレスサービスに対応していれば、治療時に現金を用意なくても問題ありません。
多くの保険会社の海外旅行保険は、このキャッシュレスサービスに対応しています。
一方でクレジットカード付帯の海外旅行保険は、対応しているところと非対応のところがあります。
立替精算は、一時的とはいえ大きな負担となります。
キャッシュレスサービス対応の海外旅行保険付帯クレジットカードを選びましょう。
おすすめのクレジットカード付帯の海外旅行保険は?
ここまでお話してきた内容を踏まえて、条件にマッチしたクレジットカード付帯の海外旅行保険はあるのでしょうか。
- 海外旅行保険が自動付帯か
- キャッシュレスサービスに対応しているか
- 補償内容が充実しているか
海外旅行保険付帯のクレジットカードを選ぶ場合は、上記ポイントに着目して選びましょう。
数あるクレジットカードの中で、海外旅行保険付帯のおすすめカードをご紹介します。
三井住友カード ゴールド|自動付帯でさまざまなサービスが利用可能
三井住友カード ゴールドは、海外旅行傷害保険が自動付帯されています。
医療費キャッシュレスサービスにも対応しているため、万が一の時にも安心です。
さらに旅行先での緊急アシスタンスサービスや空港ラウンジサービスも利用可能です。
2.両替の手間要らずでスムーズ
3.トラベルサポート・保障が充実
インターネット入会なら初年度年会費無料となります。
2年目以降は年会費11,000円(税込)です。
最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険に対応しています。
傷害死亡・後遺障害保障は、事前の旅費などの三井住友カード ゴールドでのクレジット決済有無によって最高補償額が異なります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険で旅行中のトラブルに備えよう
海外旅行をする場合は、クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用することも一つの手です。
保険会社の海外旅行保険を利用するのもよいですが、クレジットカードならポイント還元もあります。
ポイントサービスに加えて、クレジットカードのステータスによってさまざまなサービスも利用できます。
海外旅行保険が自動付帯されているか、キャッシュレスサービスに対応しているかといった点に着目してクレジットカードを選びましょう。
もちろん補償内容やサービス内容も、自分が納得できる内容かどうかを確認した上で選ぶことが大切です。
海外旅行に出かける前に、病気や怪我、盗難といったトラブルに備えておくようにしましょう。