専業主婦はカードローンを利用できるの?利用方法やリスクについて解説
専業主婦の方ならお金が必要になった時、お金をどうやって工面すべきか悩ましいところですよね。
お金を工面する方法としてはカードローンを利用するというのも1つの方法ですが、一般的には専業主婦の方は借りられないという意見が多いですね。
「専業主婦でも本当にカードローン使えるの?」
「リスクが大きいと不安……」
という方に、今回は実際に専業主婦はカードローンを利用することはできるのか、そしてカードローンを利用することのリスクについてお話していきます。
目次
お金を工面する方法のリスクについて
専業主婦の方がお金を工面するなら主に3つの方法が挙げられます。
- 旦那さんから借りる
- 副業をする
- カードローンを利用する
それぞれ上からリスクが低い順に並べています。
旦那さんからお金を借りる
最もリスクの低い方法が旦那さんからお金を借りることです。
お金を工面する必要がある理由はそれぞれあるかと思いますが、お金の問題を身内だけで済ますことができる為、大きな問題にはなりにくいといえます。
「旦那に内緒でお金を使いすぎてしまった」
「大金が必要なのでお願いしても無理だと思う」
などの後ろめたい理由でお願いできない人も多いのではないでしょうか?
必要なお金が大金であるなら、隠し通すのはさらに難しくなります。
1人で抱え込まず相談するのが一番簡単な解決法かもしれません。
副業をしてお金を稼ぐ
誰にもお金を借りなくても良いのでリスクは比較的低いといえます。
アルバイトやパートなら始めやすく、最低賃金の引上げも検討されているので堅実にお金を用意することができます。
また、マッハバイトなどの求人サイトでは祝い金を受け取ることもできるので、より多くのお金を稼げます。
他にもインターネットで仕事を受けられるクラウドソーシングにも注目です。
アンケートへの簡単な回答や、文章を書くのが好きなら記事執筆など、簡単な仕事をたくさんこなしたり自分の得意分野を活かした仕事でお金を稼ぐことができます。
副業といえばFXへの投資も選択肢としてありますが、投資額よりも損をする→さらにお金が必要になる可能性があり、リスクが大きいです。
金融業界の専門知識や情報収集が不可欠ということもあり、あまりおすすめはできません。
カードローンを利用してお金を借りる
「旦那にお金を借りるのは罪悪感がある」
「秘密がバレると旦那に怒られてしまう」
どうしても旦那さんにお金が必要なことを打ち明けたくないという方は、最終手段としてカードローンでお金を借りるという方法があります。
ただし、カードローンで借りたお金は必ず返しきらなければなりません。
返済を滞納してしまうと、あなたの信用情報がブラックリストに載ってしまう可能性があります。
また、秘密にしておきたいが為に旦那さんに何の相談もしないまま事を進めると、バレた時には信頼関係に亀裂が入ってしまいます。
それらを踏まえてカードローンの利用はリスクが高いといえるでしょう。
次の項から専業主婦の方がカードローンを利用するにあたっての詳しい解説をしていきます。
どうしてもカードローンを利用したいという方は確認しておきましょう。
消費者金融カードローンと銀行カードローン
カードローンでお金を借りるなら、消費者金融カードローンと銀行カードローンの2種類から選ぶことができます。
先に結論を出しておくと、専業主婦が旦那さんにバレずにお金を借りるなら銀行カードローンです。
どういった違いがあるのか、なぜ銀行カードローンが良いのかについてご紹介しています。
なぜ消費者金融カードローンは借りられないのか
まずは消費者金融カードローンはなぜ借りられないのかについて解説していきます。
消費者金融カードローンが借りられない理由としては以下の3が挙げられます。
- 総量規制
- 配偶者貸付
- 利用条件
総量規制
賃金業法が改正された時、総量規制という制度が導入されました。
どのような内容かといえば、消費者金融(賃金業者)は借りる本人の年収の3分の1までしかお金を貸してはいけないというものです。
つまり、収入がない専業主婦の方はお金を借りることができないということになります。
アルバイトやパートでも安定した収入として申告することが可能なので手っ取り早く始めるのも1つの手です。
配偶者貸付
配偶者貸付というのは、あなたに収入がなくても旦那さんに安定した収入があればお金を借りることができるというものです。
要はあなたの代わりに旦那さんの収入で申込するということですね。
しかし、配偶者貸付を利用する為には旦那さんの本人確認書類と同意書が必要になります。
同意書を書いてもらう時点でバレてしまうので、バレずに借りたい専業主婦の方にとっては不可能な方法です。
「仕方ないから相談して同意してもらおうかな」
という方は下記の消費者金融で配偶者貸付ができるので、検討してみるのも良いでしょう。
業者名 | 実質年利 |
---|---|
レディースフタバ | 14.959%~17.950% |
SuLaLi | 18.0% |
利用条件でのお断り
消費者金融の全てで配偶者貸付ができるかといえば、そうともいえません。
そもそも専業主婦の方は申し込むことができない業者の方が多い傾向にあります。
検討している業者が専業主婦でも申し込みができるかどうかは、申込条件で確認することができます。
「主婦でも申込可能」と記載されていても、「安定した収入があること」が条件となっている場合があるので注意しましょう。
受付担当者が女性なので男性と話すのが苦手な女性でも安心して利用できるカードローンです。
銀行カードローンは借りられる?
専業主婦でもお金を借りられるようにするには、総量規制対象外である銀行カードローンを選びましょう。
総量規制が適用されているのは消費者金融業者だけなので、銀行カードローンなら旦那さんからの同意なしでもお金を借りられる可能性はゼロではありません。
ですが、銀行カードローンで申し込みできたとしても以下のようなケースでバレてしまう可能性があるので注意してください。
申込手続き中の郵送物に注意する
カードローンではWEBから申込できたとしても、契約書類などは郵送でやり取りする場合が多くあります。
届いた郵送物を旦那さんに見られてしまい、結局バレてしまったというケースも少なくありません。
郵送物が入っている封筒は一見、カードローン関係の書類であるとわからないようになっていますが、バレたくないのであれば郵送物を旦那さんに見つからないようにしておくのが安全だといえるでしょう。
カードローン用に口座を作る
カードローンを利用すると、借りた金額や返済した金額の記録が通帳に残ってしまいます。
生活費、貯金用の口座とは一緒にせずカードローン用の口座を作っておけば通帳を別にすることができます。
カードローン用口座の通帳は目の届かない身近な場所に保管し、絶対に見られないようにしましょう。
電話確認の対応
カードローンへの申し込みが完了すると、申告した電話番号に確認の電話が入ります。
もしもこの時旦那さんが電話を取ったとしても、業者はカードローン業者であることを名乗りませんのでカードローンがバレてしまう危険性は低いです。
銀行カードローンであれば
「クレジットカードの勧誘で――」などの理由をつけておけば不審に思われないように対処できます。
銀行カードローン一覧
銀行カードローンの概要は以下のとおりです。
銀行名 | 極度額 | 金利 | 最低返済額 | 配偶者への在籍確認 |
---|---|---|---|---|
ジャパンネット銀行 | 1,000万円 | 2.5%~18% | 3,000円 | 有り |
みずほ銀行カードローン | 30万円 | 2.0~14.0% | 10,000円 | 無し |
イオン銀行カードローン | 3.8~13.8% | 3,000円 | 有り |
専業主婦でも銀行カードローンなら借りられる可能性がある
ご紹介したように、銀行カードローンは専業主婦の方でも旦那さんにバレずにお金を借りられる可能性はあります。
ただし、金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、お金の問題というのは信頼関係にも影響を及ぼすのです。
お金を借りるときは必要な時に必要な分だけ借入し、計画的に返済できるようにしましょうね。