
冠婚葬祭や給料のつなぎなど、突然お金が必要となることもあります。そんな時に、消費者金融が提供するカードローンはすぐに借り入れをすることが可能です。
金利が低めの消費者金融を利用すれば、無駄な利息を支払う必要もありません。そこで、今回は金利が低いおすすめの消費者金融をランキング形式で比較して紹介します。
目次
消費者金融の金利一覧比較表
大手消費者金融
大手の消費者金融の金利の下限・上限については、以下の通りです。
消費者金融 | 下限金利 | 上限金利 |
アコム | 年3.00% | 年18.00% |
プロミス | 年4.50% | 年17.80% |
アイフル | 年3.00% | 年18.00% |
SMBCモビット | 年3.00% | 年18.00% |
レイクALSA | 年4.50% | 年18.00% |
プロミスを除き、ほとんど金利に差はありません。そのため、サービス内容や無利息期間などから、便利に使えるものを探すことが大切です。
中小消費者金融
参考までに、中小消費者金融の金利も紹介します。
消費者金融 | 下限金利 | 上限金利 |
セントラル | 4.80% | 18.00% |
フクホー | 7.30% | 18.00% |
ユニーファイナンス | 12.00% | 17.95% |
キャッシングのフタバ | 14.959% | 19.945% |
ライフティ | 8.00% | 20.00% |
大手消費者金融と比べると、下限金利が全体的に高いことが分かります。中には、10%を超えているものもあります。
また、10万円未満の融資の上限金利を20%に設定している消費者金融も存在します。20%は高額に思えるかもしれませんが、利息制限法の範囲内であるため、適法です。
消費者金融とは
そもそも、消費者金融とは、一体どのような業者のことを言うのでしょうか。アコムなどの消費者金融は、個人に対して融資をしている金融機関です。
便利に借り入れができる機能が増えているので、老若男女問わず気軽に利用できるでしょう。
在籍確認時に社名を伏せる、郵送物なしなど、利用者のプライバシー保護を考えた取り組みも行われているため、周りにばれることを心配することも少なくなりました。
違法の業者は存在するの?
以前は、消費者金融はサラ金などと呼ばれることもありました。法律が整備されていなかったので、過剰な貸し付け、高い金利、厳しい取り立てなどが横行し、社会問題となったこともあります。
その後、政府は消費者保護のために賃金業法という法律を制定し、消費者金融を厳しく規制しました。その結果、今では違法な消費者金融はほとんどいなくなり、安心して借り入れができるようになっています。
業者登録をしていないため賃金業法が適用されず、未だに法外な金利で過剰な取り立てをしている業者もごく一部ですが、存在します。このような業者からは、絶対に借り入れをしないようにしましょう。
大手消費者金融がおすすめな理由
アコム、プロミスなどの大手消費者金融は、テレビCMもよく放映されており、名前を聞いたことがあるという方も多いでしょう。初めての借り入れなら、中小消費者金融よりも大手消費者金融がおすすめです。
大手銀行グループに属している
現在、消費者金融のいくつかは大手銀行グループの傘下に入っています。
消費者金融 | 銀行 |
プロミス | SMBCグループ |
アコム | 三菱UFJフィナンシャルグループ |
SMBCモビット | SMBCグループ |
大手銀行が母体であるため、安心して借り入れをすることができます。その他、借り入れ・返済の際に銀行ATMが利用できるメリットもあります。
無利息期間サービスが利用できる
大手消費者金融には、新規申し込み限定で利用できる無利息期間というサービスがあります。期間内であれば、何度借り入れをしても金利は0円です。
短期間で借り入れをしたい方にとってはお得に利用できるサービスです。
担保がいらいない
通常のローンとは違い、消費者金融のカードローンは、担保や保証人が不要です。そのため、審査が完了するまでのスピードも比較的早く、素早い融資が可能となっています。
家族や友人に保証人を依頼する必要もないので、申し込みしやすいメリットがあります。
目的は自由!何度も借り入れができる
銀行のローンは、住宅ローンやマイカーローンなど、利用目的が限定されたものが多いです。借り入れも一度限りで、追加融資を受けるにはその都度審査を受ける必要があります。
利用目的も問われないため、給与のつなぎや金欠時にも気軽に借りることができます。
消費者金融の金利は安い?相場や上限はどのくらい?
消費者金融の金利相場は、上限が18%程度のものが多く、あまり違いはありません。通常、初めての利用時には、限度額いっぱいの金利が適用されることがほとんどです。
金利は借り入れ枠によっても変動し、通常借り入れ枠が増えるほど金利は下がることがほとんどです。ここでは、アコムの借り入れ枠と金利を紹介します。
借り入れ枠 | 金利 |
1万円~99万円 | 7.7%~18.0% |
100万円~300万円 | 77%~15.0% |
301万円~500万円 | 4.7%~7.7% |
出典:アコム
金利を下げたい方は、借り入れ枠を増やす必要があります。金利を下げる方法については、後ほど説明します。
金利とは
借り入れたお金に何%の利息がつくのか、割合を示したものが金利です。200万円の借り入れで利息が2万円だった場合、金利は1%です。
金融業界では、金利を1年単位で計算することが多いです。1年間の金利は、年利と呼ばれます。
消費者金融で金利ゼロで借り入れをする方法
銀行カードローンの利用にはない大きなメリットとして、大手消費者金融の借り入れには無利息期間があります。新規申し込み時に一定の期間金利0円で借り入れができるサービスです。
給料のつなぎなど、ちょっとした借り入れに利用したい方には便利なサービスでしょう。無利息サービスの起算日や期間は下記の通り、消費者金融によって異なります。
消費者金融 | 無利息期間 |
レイクALSA | ・契約日の翌日から60日間 ・180日間5万円以下無利息 上記どちらかを選択 |
プロミス | 初回借り入れ時から30日間 |
アコム | 契約日から30日間 |
アイフル | 契約日から30日間 |
30日間が多い中、レイクALSAでは、60日と180日間の無利息期間が提供されています。無利息期間サービスにこだわる方は、レイクALSAがおすすめです。
プロミスは、唯一無利息期間の起算日が初回借り入れ時からとなっています。そのため、契約から利用までの間に期間が空いていても、お得に借り入れができます。
無利息期間サービスを利用する際の注意点
無利息期間サービスを利用する際には、以下の点に注意する必要があります。
終了期間を確認しておく
お得な無利息期間サービスですが、期間が終了すれば通常通りの金利が適用されます。無利息期間内に借り入れたお金にも当然利息は発生するので、注意が必要です。
お得に利用しようと申し込んだ結果、返って損をすることになってしまいます。契約時には、無利息期間サービスの適用期間をしっかりと確認しておきましょう。
サービスが利用できるのは新規申し込みのみ
過去に一度申し込みをしたことがある方や、無利息期間の適用期間中に解約をした方は、再度申し込みをしても無利息期間サービスは適用されません。解約は、十分理解してから行うようにしましょう。
無利息期間だけ利用してから解約したいという方は、期間が終了してからの解約がおすすめです。無利息期間が10日残っていた時点で解約をした場合、10日分の無利息期間は二度と利用することができません。
返済日には返済する
無利息期間は、あくまで利息がかからない期間のことを言います。そのため、期間中に返済日が到来した場合には、しっかりと返済をする必要があります。
ただし、その際利息は一切発生しないため、元金のみの返済となります。
無利息期間だからとうっかり返済を忘れることのないように、気をつけてください。
消費者金融のカードローンの金利を下げる方法
初回の借り入れ時には、上限金利が適用されることが多いことは、先ほど説明しました。しかし、利用する中で金利を下げる方法はあるのでしょうか。
消費者金融カードローンの金利を下げる方法について、紹介します。
自ら増額申請を依頼する
コールセンターに電話をすれば、増額申請をすることができます。無事、増額審査に通れば金利を下げてもらうことが可能です。
返済をする中で、滞納をしてしまうと、増額審査に通らない可能性が高まります。信頼を得るためにも、借り入れ時には、しっかりと返済期日を守りましょう。
インビテーションで増額申請をする
しっかりと利用実績を詰み、優良利用者であると認められると、業者から増額申請のインビテーションが来ることがあります。基準などは特に公表されていないので、コツコツ利用実績を詰むことが大切です。
インビテーションは、電話やDMなどで来ることが多いです。信頼を得ている証拠なので、この機会に増額申請をすれば、自ら申請をする場合よりも審査が通る可能性が高いかもしれません。
増額申請に通るコツ
増額申請に通るためには、利用実績を詰むことが最も大切です。毎月きちんと返済しているか、滞納がないかなどは、増額審査の際に重要視されます。
契約から間もないという方は、最低でも半年ほど利用実績を詰んでから申請することがおすすめです。滞納は、もちろん他社の借り入れでもあってはいけません。
その他、年収が上がる、アルバイトから正社員になる、など、経済力アップも増額審査の際には有利です。増額審査の際に申告するようにしましょう。
万が一増額申請に落ちてしまったら、一定期間を空けてから再度申請をすることが大切です。審査に落ちるには、何か原因があることが考えられます。
おすすめの消費者金融を金利が低い順にランキングで比較!
ここからは、おすすめの消費者金融を金利が低い順にランキング形式で紹介します。即日融資や無利息期間キャンペーンなど、賢く活用しましょう。
※2022年2月21日時点の情報です。最新のものとは異なる場合があります。
1位 アコム
アコムは、融資まで最短30分と、スピーディであることが特徴です。本審査も最短30分で完了するため、急な申し込みでも即日借り入れができます。
契約日から30日間は金利0円で借り入れが可能なので、初回の借り入れ時にはお得に利用しましょう。
金利 | 実質年率3.0%~18.0% |
申し込み条件 | 成人以上で安定した収入と返済能力があり、当社基準を満たすこと |
利用限度額 | 800万円まで |
即日融資可否 | 可 |
出典:アコム
2位 アイフル
アイフルは、申し込みから借り入れまでを全てスマホで完結させることが可能です。郵送物も一切ないので、家族に借り入れがばれる心配もありません。
利用する中で困ったことがあった場合には、24時間365日チャットで相談が可能です。
金利 | 実質年率3.0%~18.0% |
申し込み条件 | 20歳以上で安定した収入と返済能力があり、当社基準を満たすこと |
利用限度額 | 800万円まで |
即日融資可否 | 可 |
出典:アイフル
3位 SMBCモビット
SMBCモビットは、WEB完結なら電話連絡なしになる点が特徴です。カードローンは様々な会社のものがありますが、こういった商品は少ないでしょう。
10秒簡易審査を利用すれば、借り入れが可能であるかをすぐに審査してもらえます。
金利 | 実質年率3.0%~18.0% |
申し込み条件 | 年齢満20歳~69歳の安定した定期収入のある方(当社基準を満たす方) アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能です。 |
利用限度額 | 800万円まで |
即日融資可否 | 可※ |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
出典:SMBCモビット
4位 プロミス
プロミスは、最短10秒で借り入れ可能かどうかを判断してもらうことができます。借り入れ可能額も表示されるので、本審査の時に役立つでしょう。
他社の無利息期間は初回契約時からの起算がほとんどなので、プロミスならではの強みです。
金利 | 実質年率4.5%~17.8% |
申し込み条件 | 18歳~69歳で安定した収入のあること※ |
利用限度額 | 500万円まで |
即日融資可否 | 可 |
出典:プロミス
※:申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書の提出が必須となります。高校生の申込みはできません。
まとめ
消費者金融の金利が低いおすすめ比較ランキングを紹介しました。金利が低ければ、その分無駄な利息を支払う必要がありません。
中小企業の消費者金融もいくつかありますが、安心感や金利の低さを考えるなら、大手消費者金融の利用がおすすめです。
無利息期間や在籍確認なし、Web完結など、利用しやすい便利な機能が多数用意されています。初めて契約する方は、無利息期間を利用して、お得に借り入れをしましょう。