
りそな銀行は大阪に本店を置く、国内で唯一信託部門を併営している大手銀行です。
そんなりそな銀行では、急な出費にも対応できる「カードローン」も提供しています。
この記事では、りそな銀行のカードローンの申し込み方法や、使い方・返済方法について詳しく解説します。
目次
りそな銀行カードローンの基本情報
まずは、りそな銀行の基本情報について見ていきましょう。
金利 | 年利3.5%~13.5% |
限度額 | 最大800万円 |
手数料 | 提携ATM手数料による |
審査期間 |
※ 公式ページに記載 |
平均審査 通過率 |
非公開 |
店頭営業時間 | 平日10時~17時 |
提携ATM |
|
インターネットバンキング | 24時間対応 |
出典:https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/?bank=rb_unite
りそな銀行カードローンの申し込み条件
満20歳以上66歳未満の安定した継続収入がある方
りそな銀行カードローンの申し込み対象年齢は、満20歳以上66歳未満です。
継続して安定した収入があるかどうかも、利用条件に含まれています。収入が安定していれば良いので、正社員に限らず、アルバイトやパートでも申し込みが可能です。
※参考:https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/?bank=rb_unite&loc=6
年金受給者も申し込み可能
年齢が満66歳未満であれば、年金受給者の方でも申し込みをすることができます。
※参考:https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/faq/faq_cardloan_0015.html
実際、りそな銀行カードローンの公式サイトでも「年金受給者のカードローン申し込みは可能」と公表されています。
年金は「賃金業法」という法律で、給料と同じ定期的な収入と認められています。※
そのため、年金以外に収入がない方でも、カードローンの申し込み自体は可能でしょう。
※参考:https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/annual_income.php
無職の学生・専業主婦は利用できない
専業主婦など無職である場合、残念ながらりそな銀行カードローンに申し込みをすることができません。
学生は、アルバイトやパートをしている場合であっても、申し込みが不可となっています。
20歳以上の学生であれば、以下の通りアイフルやプロミスなどの消費者金融でも、学生ローンを利用することが可能です。
消費者金融 | 対象年齢 | 利用限度額 | 金利 |
レイクALSA | 満20歳以上69歳以下 | 1万円~500万円 | 4.5%~18.0% |
アイフル | 満20歳以上69歳以下 | 1万円~800万円 | 3.0%~18.0% |
プロミス | 満18歳以上69歳以下※ | 1万円~500万円 | 4.5%~17.8% |
アコム | 満20歳以上69歳以下 | 1万円~800万円 | 3.0%~18.0% |
SMBCモビット | 満20歳以上69歳以下 | 1万円~800万円 | 3.0%~18.0% |
もちろん、審査に通過しなければ融資は受けられません。
※:申込時の年齢が18歳及び19歳の場合は、収入証明書類の提出が必須です。高校生の申込みはできません。
りそな銀行のカードローンの使い方
ここからは、りそな銀行カードローンの使い方について解説します。
7つのステップで進める申し込み方法や、借入診断・借入方法についても記載しています。ぜひ参考にしてみて下さい。
りそな銀行のカードローンの申し込み方法
あらかじめ流れを把握しておけば、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。
1.申し込み
申し込みは、Web申し込みが発行までスピーディーです。公式HPから「申し込みをする」をクリックし、必要項目を入力していきます。
入力項目は審査の時に見られますので、正確な情報を嘘偽りなく記入するよう心がけましょう。
申し込み完了後にミスが見つかった場合、修正に手間がかかってしまうので、完了ボタンを押す前に確認しましょう。
2.仮審査
本審査の前に、仮審査が行われます。
在籍確認時、りそな銀行は社名を名乗らず、個人名で電話してもらえます※。そのため、家族や会社の人に借り入れがバレる可能性は低いでしょう。
※参考:https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/faq/faq_cardloan_0022.html
3.仮審査の結果報告
申し込み時に登録したメールアドレスに、仮審査の結果の報告があります。
連絡のタイミングは、審査の進み具合によって異なるので、数日待ってみましょう。
なお、仮審査の結果はあくまで仮なので、本審査で同じ結果が出るとは限りません。仮審査に通っても、本審査で落ちてしまうこともあります。
4.本申し込み
仮審査を通過すれば、次はいよいよ本審査です。
仮審査の結果報告のメールから「本申し込み用ページ」のURLをクリックします。画面の指示に従って、本人確認書類や必要であれば、収入証明書などを提出してください。
本人確認書類には、運転免許証やパスポートなどが必要です。スムーズに手続きを進めるためにも、引っ越しで住所が変わった方は、申し込み前に変更しておきましょう。
5.本審査
本人確認書類の提出が完了したら、本審査が始まります。数日程度かかるので、焦らずにじっくり待っておきましょう。
6.本審査の結果報告
仮審査の時と同じように、登録したメールアドレスに結果報告の連絡があります。
本審査を通過すれば、契約手続きを済ませて借り入れができます。
7.契約手続き
インターネット上で必要書類を提出すれば、契約手続きは完了です。
土日祝日でも手続きは可能なので、時間ができたタイミングで契約を進めましょう。
あらかじめ、開設手続きを済ませておきましょう。
借り入れ10秒診断もおすすめ
審査に通るか不安な方は、公式HPにある10秒診断の利用がおすすめです。
以下の情報を入力するだけで、借り入れが可能かすぐに判断してもらうことができます。
※10秒審査は、本当に10秒で結果が出るものではありません。
- 年齢
- 年収
- 希望金額
- 他社借り入れ金額
ただし、診断結果はあくまで目安です。実際の結果とは異なるケースもあるので、注意が必要です。
りそな銀行カードローンの借り入れ方法
りそな銀行カードローンの借り入れは、銀行やコンビニの提携ATMから借り入れができます。
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 関西みらい銀行
- みなと銀行
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ゆちょ銀行
- バンクタイム
- BANCS提携銀行
- MICS提携銀行
ATMでは、カードを差し込み口に挿入し、画面の指示に従って操作するだけで、簡単に借り入れができます。
りそな銀行カードローンの金利は?
先述した通り、りそな銀行カードローンは提携ATMの種類が多めです。コンビニやゆうちょ銀行ATMは、設置台数も多いため、全国どこにいても借り入れ・返済が可能です。
金利については、審査の結果設定された利用限度額に応じて、以下のように変動します。
利用限度額 | 金利 |
10万円型~100万円型 | 年13.5% |
150万円型~200万円型 | 年10.0% |
300万円型 | 年7.0% |
400万円型 | 年5.5% |
500万円型 | 年4.9% |
600万円型 | 年4.5% |
700万円型 | 年4.0% |
800万円型 | 年3.5% |
限度額を広げたい場合には、あとで紹介する増額申請がおすすめです。
りそな銀行カードローンの返済・増額方法
りそな銀行のカードローンは、借り入れ残高に応じて毎月の返済額が変動する、変動型の定額リボ払いが採用されています。
借り入れ額が増えるほど返済額も増えてしまうので、計画的に利用するようにしましょう。
借り入れ残高 | 月々の返済額 |
1万円未満 | 全額 |
1万円以上50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 2万円 |
100万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 5万円 |
400万円超500万円以下 | 6万円 |
500万円超600万円以下 | 7万円 |
600万円超700万円以下 | 8万円 |
700万円超800万円以下 | 9万円 |
返済は、毎月5日に口座から自動的に引き落としされるようになっています。
口座残高が返済金額に達していないと引き落としはされないので、多めにお金を預けておきましょう。
返済を滞納するとどうなる?
支払い期日までに返済できなかった場合には、滞納となり「遅延損害金」が発生します。
少しでも遅延損害金を減らすためにも、滞納してしまった場合には速やかに返済しましょう。
なお滞納してしまうと、CICなどの個人信用情報機関に5年間記録されてしまいます。
前もって滞納しそうであることが分かっている場合には、コールセンターに相談することもおすすめです。何か方法を、提案してもらえるかもしれません。
りそな銀行カードローンの増額申請をする方法
利用限度額を広げたい場合や、金利を下げたい時には増額申請がおすすめです。所定の審査に通過すれば、利用額がアップします。
増額審査の際には、現在の借り入れ状況や利用実績が見られるでしょう。コツコツ借り入れと返済を繰り返すことで、利用実績を詰むことが可能です。
審査の結果承認されなかったとしても、契約条件が今より不利になることはありません。
カードローンの増額の申込みは、主に以下3つの方法で可能です。
- カードローン会社に電話する
- インターネットの会員ページから申し込む
- 無人契約機を利用する
ローン会社によっては、無人契約機には対応していない可能性があります。事前に確認を行い、適切な方法で増額申請を行うようにしましょう。
りそな銀行のカードローンシミュレーションとは
りそな銀行公式HPでは、カードローンシミュレーション機能を使うことができます。
返済シミュレーションを活用することで、毎月の返済額や返済回数、どのくらいの期間で完済できるかが明確になります。
- 借り入れ残高
- りそな銀行で住宅ローンや給与振り込みの利用があるか
- 借入金利
入力後、結果はすぐに出るので、忙しい時でも安心です。回数ごとの返済予定表も見ることができるので、回数ごとの返済額や、借り入れ残高が確認できます。
りそな銀行カードローンを利用していない方でも利用することができるので、検討中の方も気軽に利用しましょう。
カードローンシミュレーション機能を利用するメリット
ローンシミュレーションを利用する主なメリットは、以下3つです。
- 返済計画が立てやすい
- 精神的な負担が軽減される
- 借り入れできるか簡易判断できる
それぞれ具体的にどのような内容なのか、確認していきましょう。
返済計画が立てやすい
毎月の収支が可視化できることで、毎月どのくらい返済が可能であるかを知ることができます。
借り入れ残高に応じた返済回数も明確になるので、借り入れをする時の目安としても活用できるでしょう。
精神的な負担が軽減される
完済までの道のりが分からない中で返済をするのは、精神的に負担が大きいです。
しかし、シミュレーション機能を活用すれば、具体的な返済回数や返済金額を知ることができます。
現時点でいくら返せばよいのか分からず、精神的な負担が大きい方は、シミュレーション機能の活用がおすすめです。
借り入れができるか判断できる
カードローン申し込み前に、シミュレーション機能で借り入れ希望額を入力し、計算することも可能です。
あらかじめ返済金額や返済回数を知っておけば、カードローンを申し込むべきか判断する材料として、利用できます。
そうすることで「借り入れをしたのはいいが、返済できなくなってしまった…」という最悪の事態を防ぐことができるのです。
カードローンを賢く活用するためには、計画的な利用が最も大切です。無理なく返済ができるように、シミュレーション機能を利用して、しっかりと計画を立てましょう。
まとめ
今回は、りそな銀行のカードローンについて紹介しました。りそな銀行のカードローンは提携ATMが多いため、比較的返済しやすいカードローンだと言えます。
りそな銀行カードローンを利用する際には、使い方をしっかりと理解して、計画的に借り入れを行いましょう。
返済計画を立てる時には、ローンシミュレーションがおすすめです。返済遅れがあれば、カード会社からの信頼を失ってしまうので注意が必要です。
申し込みには、必ず審査が必要です。在籍確認の電話がくることもあるということを、覚えておきましょう。急な出費に備えるためにも、カードローンの利用を検討されてみてはどうでしょうか?