
みずほ銀行が提供する「みずほ銀行カードローン」は、どんな特徴があるのでしょうか?
この記事では、みずほ銀行カードローンの審査基準、金利、申込・借入方法、返済についてなどをまとめてご紹介します。
事前に利用する際の注意点などを知っていれば、スムーズな申し込みや、計画的な利用がしやすくなるでしょう。
目次
みずほ銀行カードローンとは
みずほ銀行カードローンとは、メガバンクのみずほ銀行が提供するカードローンです。
みずほ銀行ATMだけでなく、提携金融機関や提携コンビニATMでも借入れ・返済ができるため便利です。
24時間受付のWeb完結申し込みや、ATM利用手数料などが無料になる特典もあります。
みずほ銀行カードローンの審査基準
「みずほ銀行カードローンは、どんな人が利用できるの?」と疑問を持っている方も多いでしょう。
みずほ銀行が設定する年齢や収入などの条件を満たし、審査に通ることができれば、融資を受けることが可能です。
みずほ銀行カードローンを利用できる人
みずほ銀行のカードローンを利用できるのは、以下4つの条件を満たす人です。
- 満20歳以上66歳未満
- 安定かつ継続した収入がある
- 提携する保証会社の保証を受けられる
- みずほ銀行の独自基準を満たす
これらの条件をクリアしている場合は、利用が可能です。
みずほ銀行カードローンを利用できない人
「満20歳以上66歳未満」や「安定かつ継続した収入がある」など、年齢や収入条件等をクリアしていない場合は、利用できません。
具体的には、次のような人です。
- 19歳以下の人
- 66歳以上の人
- 安定かつ継続した収入がない人
- 保証会社の保証を受けられない人
- みずほ銀行の独自基準を満たさない人
このような人は利用できないため、他の方法も検討する必要があります。
返済額の確認や金利は?みずほ銀行カードローンの6つの特徴
みずほ銀行カードローンには「24時間受付のWeb完結申し込み」「月々の返済額は2,000円から」などの特徴があります。
ここでは、6つの特徴について1つずつ確認していきましょう。
1金利は年2.0%〜14.0%
みずほ銀行カードローンの金利は、年2.0%〜14.0%です。
以下で比較する消費者金融と比べると、上限金利・下限金利がともに低いのが特徴です。
- SMBCモビット:年3.0%〜18.0%
- アコム:年3.0%〜18.0%
- アイフル:年3.0%〜18.0%
- レイクALSA:年4.5%〜18.0%
このように、みずほ銀行カードローンは大手消費者金融よりも、上限金利が4.0%も低くなります。
2Web完結申し込みは24時間受け付け
みずほ銀行カードローンは、24時間いつでもインターネットから申し込みが可能です。
申し込みをWeb上で完結できるため、窓口へ行く必要がありません。
「仕事が忙しく申し込みに行く時間がない」という方でも、利用しやすいです。
3利用限度額800万円で資金使途は自由
みずほ銀行カードローンの利用限度額は、10万円〜800万円の範囲で以下のように選択できます。
- 10万円
- 20万円
- 30万円
- 50万円
- 100万円〜800万円(100万円単位)
インターネットからの申し込みの場合は、100万円〜800万円が50万円単位になります。
資金使途は自由のため「急な出費で10万円必要」「海外旅行のために20万円借りたい」という方でも安心です。
4みずほ銀行のキャッシュカードで利用できる
みずほ銀行カードローンは、普通預金のキャッシュカードもしくは、専用カードのどちらでも利用できます。
普段使っているキャッシュカードを持っていれば、預金引き出し・振込み・借入れのすべてに対応できます。
5月々の返済額は2,000円〜
カードローンを初めて利用される方であれば「毎月の返済額が高いのでは?」と、心配をされる方もいるでしょう。
利用残高が10万円以下だと月々返済額は2,000円、利用残高20万円だと月々返済額は4,000円になります。
※利用限度額200万円以下の場合
また、毎月の返済とは別に、随時返済もできます。早く完済したい方は、随時返済を進めていけば良いでしょう。
6みずほマイレージクラブ「うれしい特典」の最高ステージ適用
みずほ銀行には、会員サイト「みずほマイレージクラブ」があります。
みずほ銀行カードローンを利用すると、みずほ銀行マイレージクラブでの最高ステージである、Sステージの特典を受けられます。
例えば、Sステージの特典内容は、次のとおりです。
- みずほ銀行・イオン銀行ATMの時間外手数料無料
- イーネットATM時間外手数料・利用手数料が月3回まで無料
- みずほ銀行本支店宛振込手数料が無料(みずほダイレクト利用時)
- みずほダイレクトによる他行宛振込手数料が月3回まで無料 など
みずほ銀行カードローンの申し込み〜利用までの流れ
みずほ銀行カードローンは、以下5つの手順で申し込みから利用まで進められます。
ここでは、Web申し込みの場合の、5つの手順を紹介します。
1.申し込み
パソコンまたはスマホからカードローンのサイトにアクセスをして、申込フォームを入力します。
2.審査
みずほ銀行と保証会社による審査が行われます。審査前に本人確認の連絡が入る場合があります。
3.審査結果の連絡
審査結果の連絡は、登録メールアドレス宛に届きます。迷惑メール扱いにならないように設定しておきましょう。
4.契約手続き
契約手続きを行います。カードローン口座開設の完了連絡はメールで届きます。
5.借入れ
みずほダイレクトまたは提携ATMで借入れをします。
みずほ銀行カードローンの4つの申込方法
みずほ銀行カードローンは、インターネットや郵送など4つの申込方法があります。
ここでは、4つの申込方法について見ていきましょう。
1. インターネットでの申し込み
パソコンやスマホを使って、インターネット申し込みができます。
24時間受付で、自宅や外出先からでも簡単に申し込みが可能です。
2. 郵送での申し込み
郵送にて申し込みもできます。みずほ銀行普通預金口座を持っている方が対象で、
- 申込書
- 本人確認書類
- 収入証明書類
を同封して郵送します。
3. 電話での申し込み
専用ダイヤルから、申し込みができます。
受付時間の平日9時〜20時の間に、みずほ銀行カードローン専用ダイヤル(0120-324-555)へ連絡をすれば、申し込み・審査が可能です。
4. 窓口での申し込み
近くのみずほ銀行窓口で、申し込みもできます。
- 印鑑
- 本人確認書類
- 収入証明書類
を用意して、銀行窓口へ行きましょう。
みずほ銀行カードローンの借入方法
みずほ銀行カードローンの借入方法は「みずほダイレクト」と「提携ATM」の2通りで、状況に合わせて使い分けができます。
それぞれの借入方法について、見ていきましょう。
1. みずほダイレクトでの借入
会員サイトのみずほダイレクトを利用して、借入れが可能です。
パソコンやスマホを使ったインターネットバンキングによって、24時間借入れができます。
2. 提携ATMでの借入
みずほ銀行やゆうちょ銀行、提携コンビニATMなどで借入れができます。
提携コンビニATMは、セブンイレブンやローソン・ファミリーマート・デイリーヤマザキなど多くに対応しています。
みずほ銀行カードローンの返済日(引き落とし日)は?一括返済は可能?
みずほ銀行カードローンは、自動引き落としで返済をします。引き落とし日は、毎月10日です(休業日の場合は翌営業日)。
一括返済・随時返済も可能
毎月の返済とは別に、随時返済・一括返済も可能です。返済方法は、以下の2通りです。
- 提携ATM
- みずほダイレクト
提携ATMは1円単位で返済でき、みずほ銀行とコンビニATMが対応しています。
また、会員サービスのみずほダイレクトでは、パソコンやスマホ等から24時間返済できます。
増額も可能
みずほ銀行カードローンは、利用限度額の増額の申し込みも可能です。
パソコンやスマホを使ったWeb上での申し込みや、みずほ銀行アプリで増額申請ができます。
みずほ銀行カードローンの注意点7つ
「即日融資はできない」「希望額を借入れできるとは限らない」など、みずほ銀行のカードローンを利用する際には注意点があります。
ここでは、7つの注意点について見ていきましょう。
1勤務先の在籍確認がある
申し込みをすると、申込者が勤務しているか確認するため、勤務先に電話をかけて在籍確認が行われます。
など、非通知・個人名で連絡が入ります。確認が取れないことには、融資は受けられません。
スムーズに確認を得られるように、在籍確認の連絡が入ることを、事前に上司や同僚に伝えておくのもおすすめです。
2事前に返済シミュレーションをする
申し込みをする前に、返済シミュレーションをするようにしましょう。
3即日融資はできない
みずほ銀行カードローンは、即日融資を受けることは原則的にできません。
銀行カードローンの融資は反社チェック等の目的のため、時間をかけて慎重に審査を行います。
そのため融資を受けられるのは、早くても翌営業日以降です。
4利用限度額に応じて金利が変わる
みずほ銀行カードローンの金利は年2.0%〜14.0%ですが、適用される金利は利用限度額によって異なります。
以下は、利用限度額に応じた借入金利です。
利用限度額 | 借入金利 |
10万円以上100万円未満 | 年14.0% |
100万円以上200万円未満 | 年12.0% |
200万円以上300万円未満 | 年9.0% |
300万円以上400万円未満 |
年7.0% |
400万円以上500万円未満 |
年6.0% |
500万円以上600万円未満 |
年5.0% |
600万円以上800万円未満 |
年4.5% |
800万円 |
年2.0% |
このように、利用限度額が多くなるほど、金利が低くなる仕組みです。
5希望額を借入れできるとは限らない
借入希望額=利用限度額ではありません。利用限度額は審査のうえ決まるため、借入希望額よりも少ない可能性があります。
6審査に落ちる可能性もある
みずほ銀行カードローンに申し込みをすれば、必ず利用できるわけではありません。
年齢や収入、信用情報などが審査基準をクリアしておらず、審査落ちする人もいます。
7必要書類は事前に用意しておく
申し込みには、運転免許証などの本人確認書類と、源泉徴収票などの収入証明書類が必要になります。
必要書類には、主に以下のようなものがあります。
- 本人確認書類(運転免許証、住民票など)
- 年収を確認できる書類のコピー
これらの書類を提出しないと、契約手続きを進められず融資を受けることもできません。
まとめ
今回は、みずほ銀行カードローンの審査基準や金利、返済日、注意点などについて解説しました。
最後に、ここで紹介した重要ポイント4点をおさらいしましょう。
- みずほ銀行カードローンは、メガバンクが提供しているため信用性が高い
- 「満20歳以上66歳未満」など年齢や収入等の条件をクリアしていれば申し込みができる
- ATMの時間外手数料無料やなどの特典を受けられる
- みずほダイレクトや提携ATMを使って、手軽に借入れ・返済が可能
また、事前にシミュレーションをしておくと、返済スケジュールも立てやすく、計画的にお金の管理ができるでしょう。
借入れを考えている方は、ここで紹介した内容や注意点を参考にしながら、ぜひみずほ銀行カードローンも検討してみてください。