FXの仕組みを知って取引リスクを下げる!初心者向けにわかりやすく解説

多くの人がFXに対して、「リスクが高い」「初心者には難しい」とのイメージを持っているかもしれません。

確かに、FXを含む投資にリスクはつきものと言えるでしょう。

しかし実は、投資先によって分析が必要な株式投資よりも、FXの仕組みは単純です。

FXは為替取引が基本になるため、覚えることや調べることも少なくてすみます。為替と聞くと、途端に難しそうに聞こえますが、この記事ではわかりやすく丁寧にFXの仕組みを説明します。

FX為替の仕組み

FXチャート

FXで最初に覚えたい仕組みは、為替についてです。

為替の仕組みを理解していれば、あとは取引で使う用語を覚えるだけで、初心者でもFX取引ができてしまうでしょう。

FXとは為替取引のこと

FXは、日本語で「外国為替証拠金取引」と呼ばれ、日本では1998年に始まった比較的新しい投資です。

通貨の取引をおこなって利益を得る仕組みで、取引には証拠金と呼ばれる担保金が必要となります。

この証拠金には、投資資金以上の損失を防ぎ、リスクを低減する役割があります。

現金

 FXでは、2国間の通貨を取引し、通貨の価値の上がり下がりによって儲け・損が決まる仕組みです。

1ドル110円で取引されているときに、110円を1ドルに変えたと仮定しましょう。

そのあと、為替が1ドル120円に上がったときに、円に変えると1ドルが日本円で120円になります。最初に110円で為替取引をしたので、結果は10円の利益です。

FXは、通貨価値が上がるか下がるかを予想して為替取引をし、取引の差額が利益になる投資です。

為替変動が起こる仕組み

為替

FX取引をするときは、為替の仕組みを理解し、動きを予想しなくてはなりません。

為替の動きのことを「為替変動」といいます。

為替変動は、その国の通貨を買う人が増えれば通貨の価値が上昇し、人気が下がって売られると価値も下がる仕組みです。

 FXでは、通貨の人気を予想し、先回りして通貨の売買をおこなうことで利益が大きくなります。

通貨の人気が高くなるか低くなるかは、国の政治や他国との関係に左右されるため、一概にどの状態だと通貨価値が上がるとは言いきれません。

単純に金融政策がうまくいったからといって、通貨価値が上がるとは限らないのが為替市場です。

そこがFXの難しいところですが、FXトレーダーはテクニカル分析と呼ばれる分析方法を使って、為替変動を予想しています

FXで利益を得る2つの仕組み

融資

FXでは、通貨の売買差額で利益を得るだけでなく、銀行預金と同じように金利を受け取ることで利益を得られることもあります。

また、売買利益もレバレッジと呼ばれる取引方法を使うと、利益を何倍にも大きくできるかもしれません。

レバレッジをかけて運用する方法

FXでは、取引をするときに証拠金となる資金を預ける必要があります。

 レバレッジとは、証拠金の最大25倍の金額を取引できる仕組みです。

元手10万円に25倍のレバレッジをかけると、250万円分の外貨を取引できます。

fx

レバレッジをかけるメリットは、資金が少なくても大きな金額を取引できることです。資金が1万円しかなくても、25万円分の取引ができます。

例として、1ドル100円のときに1万円の元手で25万円分の取引をしたと考えてみましょう。

その後1ドル110円になったとしたら、2万5,000円の利益です。1万円にレバレッジをかけずに同じ状況で取引すると、利益は1,000円ですから、レバレッジの効果がいかに大きいかがわかります。

もちろん、レバレッジをかけた分だけ損失が大きくなりますが、実際の取引では損失額が大きくなり過ぎないように、ルールが設定されています

スワップポイントをもらう方法

スワップポイントとは、銀行預金に預けているときにもらえる金利と同じように、FXで金利が受け取れる仕組みです。

 FXでは、取引をした2国間の金利差の金額を、スワップポイントとして受け取れます。

スワップポイントは、各国の政策金利を参考に、FX会社が独自に設定しています。

なぜスワップポイントがもらえるかというと、FXで通貨を買った場合、その国にお金を預けている状態になるためです。

例えば、日本とトルコの金利差が10%だとします。このとき、トルコリラを買って保有していると、毎日金利差分のスワップポイントがもらえます。

ただし、トルコリラから日本円に替えた場合は、反対に10%のスワップポイントが引かれることに注意しましょう。

FXと株式投資の仕組みの違い

fx

FXと他の投資には、どのような違いがあるのでしょうか?

次に、FXと株式投資の仕組みの違いについて解説します。

投資先と投資対象の数

FXと株式投資は、どちらもFX会社や証券会社を通して投資をします。

 しかし、実際に投資をする先はFXが通貨なのに対して、株式投資は上場企業です。

FXは取引をする通貨の種類を通貨ペアで選び、株式投資は投資する企業を個々に選びます。

日本の上場企業は約3,000社以上、FXで取引可能な通貨は約35通貨ペアです。

取引時間

株式投資は、株式の売買をおこなう証券取引所が開いている時間しか取引ができません。

 一方のFXは、平日なら24時間取引できます。

FXは証券取引所ではなく、為替市場が取引の場所です。東京市場が閉まっている時間帯でも、ニューヨーク市場やロンドン市場など、世界各地の市場が24時間開いているため、いつでも取引できます

ロスカットルール

ルール

株式投資では、投資先の企業が倒産すると、投資した金額が戻ってこない可能性があります。

 一方のFXには、ロスカットルールがあり、全額を失うリスクを下げられます。

ロスカットルールとは、残高が一定金額以下になると、強制的にロスカット(損切)をする仕組みです。

ロスカットルールがあることで、無理な投資を抑制し、大きな損失を防げます。

取引コスト

株式投資では、1回の取引ごとや、1日の取引ごとに手数料がかかります。近年は、キャンペーンとして、取引手数料を無料にする証券会社もあります。

FXでは、取引に手数料はかかりません。

代わりに、スプレッドと呼ばれる為替手数料がかかります。スプレッドとは、通貨の買い価格と売り価格に設定される差額です。

買いの価格が100円、売りは105円とすると、実質の手数料であるスプレッドは5円です。

 スプレッドの幅が狭いほど、手数料が安いと判断できます。

まとめ:FXの仕組みを理解してリスクの低い取引をしよう

株式投資など他の投資とは異なり、FXは為替の仕組みをきちんと理解することが重要です。

FXでは、2国間の通貨を取引することで、その差額を利益とします。為替変動の要因となる国策や、各国の関係性がポイントです。

スプレッドやスワップポイント、ロスカットルールなど、FX特有の用語は馴染みがないかもしれません。しかし、仕組みを理解していないと、取引のリスクは高まります。

基本的な仕組みと、用語を理解してから取引を始めましょう。

 

※本記事は、FXで必ず利益を生む方法を紹介しているものではございません。FXは自己の責任において行っていただきますようお願いいたします。
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