
毎日の生活で発生する、固定費や食費など。これらの費用を現金ではなく、クレジットカードで支払うと、ポイント還元を受けられるメリットがあります。
しかし、現在は多くのクレジットカードが発行されているため、生活費がお得になるカードはどれなのか、迷う方もいるでしょう。
そこで今回は、生活費がお得になるクレジットカードを部門別に厳選して紹介します。
目次
ポイントが貯まる!生活費がお得になるクレジットカード3選
ここからは、ポイントを効率良く貯めやすいクレジットカードを厳選して紹介します。
JCB CARD W
JCB CARD Wは、39歳まで限定で申し込むことのできるクレジットカードです。39歳までに作れば、40歳以降も引き続き利用することができます。
ポイントの還元率はJCB一般カードの2倍です。家族カードやETCカードも無料で作ることが可能です。
年会費 | 無料 |
ブランド | JCB |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳~39歳 |
出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w.html
楽天カード
楽天カードは、楽天市場の買い物でポイントが最大3倍になるクレジットカードです。
選べる国際ブランドが豊富である点も、楽天カードの魅力のひとつ。カードデザインは、パンダ・楽天イーグルス・ディズニーなど、幅広い中から選ぶことができます。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB/AMEX |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/
リクルートカード
リクルートカードは、還元率が1.2%のクレジットカードです。
じゃらんやホットペッパーグルメ、ポンパレモールなどのインターネットショッピングでは、さらに貰えるポイントがアップします。
貯まったポイントは1ポイント1円で、リクルートが提供するさまざまなサービスで利用することが可能です。
年会費 | 無料 |
ブランド | Mastercard/JCB/Visa |
還元率(通常) | 1.2%~3.2% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://recruit-card.jp/
生活費の節約におすすめのクレジットカード3選
ここからは、クレジットカードを生活費の節約に使いたい方におすすめのカードを紹介します。
三菱UFJカード VIASOカード
三菱UFJカード VIASOカードは、ポイント交換が不要なオートキャッシュバック機能が付帯されたクレジットカードです。
貯まったポイントは、1年に1回口座に現金で振り込まれます。
楽天市場やYahoo!ショッピングなどの加盟店では、通常の2倍の還元率で買い物をすることができます。
年会費 | 無料 |
ブランド | Mastercard |
還元率(通常) | 0.5% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.cr.mufg.jp/apply/card/m_viaso/index.html
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、毎月20日・30日のお客様感謝デーで5%割引や、毎月10日のありが10デーにポイント5倍など、イオンでのお買い物が、さらにお得になるクレジットカードです。
イオンシネマは、いつでも300円割引でチケットを購入することができます。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
還元率(通常) | 0.5% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.aeon.co.jp/
dカード
dカードは、最大1万円のケータイ補償や貯まったポイントが携帯料金に充当できるなど、ドコモユーザーにお得な特典が多数用意されたクレジットカードです。
ポイントUPモール経由のネットショッピングでは、還元率が最大10.5倍にアップします。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://d-card.jp/st/
生活費の支払いでマイルも貯まる!クレジットカード3選
次に、普段の生活費の支払いで、マイルも貯めることができるクレジットカードを厳選して紹介します。
JALカード 普通カード
JAL普通カードはフライトや買い物で、お得にJALマイルを貯めることができるクレジットカードです。毎年初回搭乗ボーナスとして、1,000マイルが付与されます。
補償としては、最大1,000万円の海外・国内旅行保険が自動付帯されています。
年会費 | 2,200円(税込・初年度無料) |
ブランド | Mastercard/JCB/Visa |
還元率(通常) | 0.5%~1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.jal.co.jp/jp/ja/jalcard/card/regular.html
ソラチカ一般カード
ソラチカカードは、入会時と更新時にボーナスマイルとして、1,000マイルが付与されるクレジットカードです。
PASMOオートチャージ機能が搭載されているので、電車やバスをよく使う方は、よりお得にポイントを貯めることができるでしょう。
東京メトロ定期券の購入や普段の買い物、飛行機の利用で、ポイントをどんどん貯めることが可能です。
年会費 | 2,200円(税込・初年度無料) |
ブランド | JCB |
還元率(通常) | 0.5%~1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.to-me-card.jp/admission/tome-ana/index.html
SPGアメックスカード
SPGアメックスカードは、ホテルグループのマリオットボンヴォイと、アメックスが提携して発行しているクレジットカードです。
カードの利用によって貯まったポイントは、マイルに交換することができます。
カード更新時には、高級ホテルの無料宿泊特典が利用できるなど、旅行に特化したカードだと言えます。
年会費 | 34,100円(税込) |
ブランド | AMEX |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/starwood-preferred-guest-card/
これって支払い可能?クレジット払いができるものとできないもの
「ポイントを貯めるため、なるべく何でもクレジットカードで払いたい」と考える方もおられるでしょう。
ここでは、一般的にクレジット払いができるもの・できないものをご紹介します。
クレジットカードでの支払いが可能なもの
クレジットカードで支払いができるものは、主に以下の通りです。
- スーパー
- 飲食店
- ホームセンター
- 衣料品店
- 公共料金(自治体により異なる)
- 通信料
- タクシー代
- 新幹線代
- 定期券代
- 生命保険料
- 税金(所得税、住民税など)
- ふるさと納税
- 国民年金の保険料
クレジットカードでの支払いが不可能なもの
一般的にクレジットカードで支払えないものは、主に以下の通りです。
- 切手代
- 収入印紙代
- 治療費
- 交通費
- 自動販売機
また、治療費が高額になった場合に、クレジットカード払いに対応している病院もあります。
どっちがお得?現金よりもカード払いがおすすめな4つの理由
なぜ、クレジットカードで支払いをすると、現金払いよりもお得なのでしょうか?ここからは、その理由を紹介します。
① ポイントが貰える
現金払いはお金を支払うのみですが、クレジットカードなら支払い金額に応じて、ポイントをもらうことができます。
例えば還元率1%で、毎月10万円を支払った場合にもらえるポイント数を見てみましょう。
クレジットカード ポイント数 |
現金 払い |
|
1年後 | 12,000ポイント | 0円 |
5年後 | 60,000ポイント | 0円 |
10年後 | 120,000ポイント | 0円 |
たとえ支払金額が同じでも、クレジットカード払いではたくさんのポイントをもらうことができます。
現金払いにはないサービスなので、生活費を支払う際に大きなメリットとなります。
カードによっては、独自のポイントアップサービスを用意しているものもあります。うまく活用すれば、さらにポイントを沢山貯めることができるでしょう。
② 家計(収支)の管理が楽になる
現金払いの場合、家計を管理するためには、毎回レジでもらう紙のレシートを保管する必要があります。
比較的少額であるコンビニの支払いであっても、保管の必要があるため、すぐに財布がレシートでいっぱいになってしまうでしょう。
1カ月分の支払いが集約されているので、家計簿をつける必要がなくなります。
最近では、インターネットの会員サイトで、請求書を見ることができるカードも増えてきました。
ネットで確認ができれば、紙の請求書を保管する必要がないため、請求書を紛失しても安心です。
家計の管理ができるようになれば、無駄な出費にもすぐに気づくことが可能です。
③ 現金を持ち歩く必要がなくなる
現金を持ち歩くと、紛失のリスクがあります。特に高額な買い物の際は、気を付けなければなりません。
もしクレジットカードの紛失・盗難があっても、コールセンターに連絡すれば、カード利用をすぐに停止してもらうことができます。
④ セキュリティ対策にも要注目
現在では、不正利用を防ぐためのセキュリティ対策が考えられているカードが、ほとんどです。カードをしっかり管理しておけば、被害に遭う可能性を抑えられるでしょう。
その他、会計の際レジでお金を取り出す手間も省けるメリットがあります。
クレジットカードはカードを1枚出すだけで、スマートに支払いができます。混雑している時にもスムーズに支払いができるので、ストレスなく買い物を楽しむことができます。
生活費をクレジットカード払いにするデメリット
日常生活のさまざまな支払いをクレジットカード払いにすると、現金を持ち歩く必要がなくなり非常に便利です。
しかし、生活費をクレジットカード払いにすると、以下のようなデメリットが出てくる可能性もあります。
- ついお金を使いすぎてしまうことがある
- 紛失や盗難、不正利用のリスクがある
- 年会費がかかる場合がある
クレジットカードで生活費を管理する場合は、こまめにWeb明細を確認したり、定期的に暗証番号を変更するなどの対策を行うと良いでしょう。
生活費がお得になるクレジットカードの選び方
数あるクレジットカードの中から、自分に合ったものを見つけるためには、どのような点を重視する必要があるのでしょうか。
ここでは、4つの生活費がお得になるクレジットカードの選び方を解説します。
1. よく利用するお店から絞る
普段買い物をするお店でお得に使えるクレジットカードを選べば、効率的にポイントを貯めることができます。
カードの中には、加盟店の利用で還元率がアップするものもあります。
少しでも生活費をお得にするためにも、よく利用するお店と相性の良いカードを選ぶことが大切です。
2. ポイントの使い道を見る
貯まったポイントは、クレジットカードによってさまざまな使い道が用意されています。主な使い道は、以下の通りです。
- 商品と交換
- マイルに移行
- 他社ポイントに移行
- 支払いに充当
- 電子マネーにチャージ
- 現金にキャッシュバック
貯まったポイントの使い道が少ないカードでは、せっかく貯めたポイントを有効に活用することができません。
還元率だけではなく、どのような使い道があるのか公式HPでチェックしておきましょう。
3. 年会費の元がとれるか
還元率が高いカードを選んでも、年会費分の元がとれなければ損をしてしまいます。
よって、できるだけ維持費を抑えたい方は、年会費無料のクレジットカードがおすすめです。
カードによっては、条件を満たすことで、年会費が無料になるものもあります。
4. 電子マネーが搭載できるか
クレジットカードの中には、電子マネーが搭載できるものがあります。
クレジットカードが利用できない店舗でも、電子マネーの支払いには対応している場合もあります。
最近では、スマートフォンで手軽に決済できる電子マネーも、増えてきました。
まとめ
今回は、生活費の支払いにおすすめのクレジットカードをご紹介しました。
生活費は、生活していれば必ず支払わなければならないお金です。
年会費分の利用額に達しないのではないかと心配な方は、維持費のかからない年会費無料のものがおすすめです。
現金払いよりも管理をしやすいため、家計を見直したい方にもぴったりです。今回ご紹介した内容を参考に、自分に合った1枚をぜひ見つけてみてください。