
航空会社のANAが提供しているANAマイルは、沢山貯めることで航空券に交換できたりと、嬉しい特典が多くあります。
ANAマイルを効率的に貯めるには、クレジットカードの利用がおすすめです。
そこで、今回はおすすめのANAカードを紹介します。さらにANAマイルを貯めやすいクレジットカードもご紹介します。
目次
ANAカードがおすすめな理由
ANAカードは飛行機好きはもちろん、旅行好きな人も持っていて損はないクレジットカードの一つです。
マイルを貯めたい場合、各クレジットカードのポイントをANAマイルに交換する方法もありますが、ANAカードを持つことでANAカードならではの特典やメリットが適用されます。
- 「入会特典」や毎年の更新でもらえる「継続特典マイル」がある
- 搭乗時に搭乗ボーナスマイルが加算される
- 還元率2.0%の高還元のカードがある
- お買い物ポイントをマイルに交換できる
- カードの種類が多く自分に合ったものが選べる
ANAカード以外のカードはこれらの特典がないこと、さらにマイル還元率が低いため、マイルを貯めたい場合はある程度の利用額が必要となります。
マイルを貯めたい人は、他のクレジットカードでマイルを貯めるのではなく、ANAカードで特典をフル活用したほうが効率的でしょう。
例えば、PASMO機能が付帯した「ANA To Me CARD PASMO(ソラチカカード)」など。買い物のほかに東京メトロの乗車でもポイントを貯められ、貯めたポイントはANAマイルに交換できます。
ANAマイルが貯まるクレジットカードの最強候補は?
数多くあるANAカードの中でも、特にマイルが貯めやすいカードはANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)です。
交通に便利なPASMO一体型になっているカードで、
- 買い物で貯まる「OkiDokiポイント」
- 東京メトロや電子マネーの利用で貯まる「メトロポイント」
- 「ANAマイル」
の3つのポイントを貯めることができます。もちろんこれらの各ポイントはマイルへの交換が可能。
ソラチカゴールドカードで貯まるマイル・ポイント
ソラチカゴールドカードは、カードランクが「ゴールドカード」なので特典の優遇や各ポイントの還元率が高く、よりマイルを貯めやすいでしょう。
- 入会特典マイル:2,000マイル
- 継続特典マイル:2,000マイル
- 搭乗ボーナスマイル:25%
- 買い物ポイント:1,000円=1ポイント=10マイル※移行手数料なし
- メトロポイント:1乗車平日20ポイント/休日40ポイント
航空券に変える際の1マイルの価値は、3〜20円と言われています。
ソラチカゴールドカードなら、継続特典だけでも最低6,000円分還元してくれていることになるため、年会費はかかるものの特別高いわけでもないですね。
最強候補のANAマイルが貯まるクレジットカード3選
まずは、おすすめしたい以下の3つのANAカードを紹介します。
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
- ANA VISAワイドゴールド
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)
ソラチカゴールドカードは、PASMOとANAカードが業務提携して発行している、クレジットカードです。
通常年会費が5,500円(税込)かかる「10マイルコース」ですが、ソラチカゴールドカードは無料で登録できます。
年会費 | 15,400円(税込) |
ブランド | JCB |
還元率(通常) | 1.0%~2.0% |
申込条件 | 満20歳以上 |
出典:https://www.ANA.co.jp/ja/jp/amc/promo/sorachika_gold/
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ソラチカカードは、ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードです。
貯まったポイントは1ポイントを5マイルに交換できますが、年会費5,500円(税込)の「10マイルコース」に入会すれば、1ポイント=10マイルに交換可能です。
その他、搭乗時にもボーナスマイルをもらうことができます。
年会費 | 2,200円(税込・初年度無料) |
ブランド | JCB |
還元率(通常) | 0.5%~1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.to-me-card.jp/admission/tome-ANA/index.html
ANA VISA ワイドゴールドカード
ANA VISA ワイドゴールドは、入会時と更新時には、2,000ボーナスマイルをもらうことができるクレジットカードです。
電子マネー・iDや、楽天Edyなどの決済ツールもカードに追加できます。少額決済を行う機会が多い方にとっては、便利な機能だと言えるでしょう。
また最高5,000万円の海外・国内旅行保険や、ANAスカイホリデーの優待割引など、旅行に役立つ特典が満載です。
年会費 | 15,400円(税込) |
ブランド | Mastercard/Visa |
還元率(通常) | 1.0%~2.0% |
申込条件 | 満20歳以上 |
出典:https://www.smbc-card.com/mem/nyukai/pop/card_ANAwidegold.jsp
陸マイラーにおすすめ!ANAマイルに特化したクレジットカード2選
ANAマイルを効率的に貯めたい方におすすめの、ANAマイルに特化したクレジットカードを紹介します。
SPGアメックスカード
SPGアメックスカードは、ホテルの宿泊でポイントが貯まる、旅行に特化したクレジットカードです。
ANAマイルには、3ポイントを1マイルに交換することが可能です。
年会費 | 34,100円(税込) |
ブランド | AMEX |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/starwood-preferred-guest-card/
楽天ANAマイレージクラブカード
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードのカード機能はそのままに、ANAマイレージクラブカード機能を搭載したクレジットカードです。
選べるANAマイルコースと、楽天ポイントコースの2つが用意されており、途中で変更することも可能です。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB/AMEX |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-amc-card/
年会費無料!ポイントをANAマイルと交換できるクレジットカード4選
ANAマイルを貯めることはもちろん「ポイントも貯めたい!」という方におすすめの、クレジットカードを紹介します。
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード
アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、2,000ポイントを1,000マイル分のANAマイルに交換することができます。
ポイントを有効期限内に使いきれるか心配な方は、無料のボーナスポイントプログラムへの参加をおすすめします。
年会費 | 31,900円(税込) |
ブランド | AMEX |
還元率(通常) | 0.5% |
申込条件 | 満20歳以上 |
出典:https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-card/
JCB CARD W
JCB CARD Wで貯まったポイントは、1ポイント=3ANAマイルに交換可能です。
しかし、入会は18歳〜39歳限定なため、早めに申し込むことがおすすめです。
年会費 | 無料 |
ブランド | JCB |
還元率(通常) | 1.0% |
申込条件 | 満18歳~39歳 |
出典:https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w.html
イオンカードセレクト
イオンカードセレクトは、イオングループの買い物でポイントの還元率が2倍になる、お得なクレジットカードです。
毎月20日・30日のお客様感謝デーでは、5%割引で買い物ができます。
そのため、複数のポインを経由してANAマイルに交換することが必要です。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
還元率(通常) | 0.5% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:https://www.aeon.co.jp/
ライフカード
ライフカードは、貯まったポイントは1ポイントを2.5マイルに交換することができる、クレジットカードです。
その他ライフカードでは、ステージ制のポイントアップサービスや、誕生日月にポイント3倍など、還元率アップのプログラムが多数用意されています。
年会費 | 無料 |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
還元率(通常) | 0.3% |
申込条件 | 満18歳以上(高校生を除く) |
出典:http://www.lifecard.co.jp/
4種類のANAカード
お得にマイルが貯まるANAカードは、グレード別に4つの種類に分類することができます。主な種類は、以下の通りです。
① 一般カード
ANAに搭乗する機会が、年に1~2回の方におすすめです。入会・更新時には、1,000マイルをもらうことができます。
- ANA Tokyo POINT ClubQ PASMO
- ANA VISA Suicaカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) など
② ワイドカード
ワイドカードとは、一般カードとゴールドカードの間のランクのカードです。
- ANA VISA ワイドカード
- ANA JCB ワイドカード など
入会・更新時には、2,000マイルを獲得できます。毎回の搭乗でもらえるボーナスは、フライトマイルの25%分です。
③ ゴールドカード
飛行機に乗る機会の多い方や、より効率的にマイルを貯めたい方は、ゴールドカードがおすすめです。
- ANA VISA ワイドゴールドカード
- ANA JCB ワイドゴールドカード
- ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード) など
ワイドカードと異なる点としては、通常6,600円(税込)程度の年会費がかかる10マイルコースが、無料で利用できることが挙げられます。
海外旅行保険も、最高5,000万円~1億円が付帯されていることが多いです。
④ プレミアムカード
数あるANAカードの中でも、最上級のランクであるプレミアムカードは、年会費も高額です。数万円〜、中には数十万円ほど必要なカードもあります。
- ANAカードプレミアム
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード
- ANAダイナース プレミアムカード など
上記3つのカードは比較的年会費が高額な分、受けられる特典は豪華だと言えます。
また、世界中1,400以上の主要空港のラウンジサービスが利用できる「プライオリティ・パス」は、無料で利用できます。
最高1億円の海外旅行保険に加え、専用のコンシェルジュサービスや手荷物無料宅配サービスなど、旅行に役立つ豪華な特典が満載です。
ANAカードを選ぶ際の比較ポイント
ANAカードは種類が多く、年会費や特典などカードによって異なるため、どのカードにしたらいいかわからないという人もいるでしょう。
そこでANAカードを選ぶ際に、比較すべきポイントが4つあります。生活や優先順位を考えて、自分に合ったベストな1枚を見極めましょう。
1. マイル還元率(ポイント還元率)
カードを利用した金額に対して、どのくらいのマイルが貯まるかを示した指標です。
カードの種類によって還元率は変わりますが、基本的にゴールドやプラチナといった高ステータスカードのほうが高い還元率となり、ポイントは貯めやすくなっています。
2. 搭乗ボーナスマイル
同じ1区間の搭乗でも、通常のフライトマイルに上乗せされる「搭乗ボーナス」で貯まるマイルは、カードによって大きく変わります。
ある程度飛行機に乗る予定がある人は、搭乗ボーナスマイルの付与率が高いカードの方がお得です。
3. 日常の使い道で活用できるか
自分の生活に合ったANAカードを選ぶことで、マイルが貯めやすくなります。
買い物はもちろん、電子マネーチャージや交通機関の利用など、日常生活でANAカードで使えればクレジットカードを1枚にまとめるのも一つの方法です。
4. 年会費
ANAカードの年会費は、無料のものから数万円するものと幅広いラインナップが特徴です。
年会費は安いに越したことはありませんが、年会費分の特典も加味して選択すると、効率よくマイルを貯めることができます。
ANAマイルの3つの使い道
貯まったANAポイントは、さまざまな使い道が用意されています。
1. 特典航空券に交換する
特典航空券とは、通常の支払い方法ではなくマイルで交換できる航空券のことです。
交換の際に必要なANAマイルの数は、主に3つのシーズンによって変動します。
シーズン | 日にち(2022年版) |
ローシーズン |
|
レギュラー シーズン |
|
ハイシーズン |
|
国内線・国際線の特典航空券に必要なマイル数
まずは、国内線の特典航空券を取得する際に、必要なマイル数の目安を紹介します。
路線 | ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン |
東京-大阪 | 5,000マイル | 6,000マイル | 7,500マイル |
東京-札幌 | 6,000マイル | 7,500マイル | 9,000マイル |
東京-沖縄 | 7.000マイル | 9,000マイル | 10,500マイル |
次に、国際線の特典航空券を取得する際に、必要なマイル数の目安です。
路線 | ローシーズン | レギュラーシーズン | ハイシーズン |
東京-バンコク | 17,000マイル | 20,000マイル | 23,000マイル |
東京-ロサンゼルス | 30,000マイル | 35,000マイル | 38,000マイル |
東京-パリ | 45.000マイル | 55,000マイル | 60,000マイル |
2. 座席をアップグレードする
貯めたANAマイルで、予約する座席をプレミアムクラスにアップグレードすることが可能です。申請は、搭乗の2日前からできます。
アップグレードにかかるマイル数は、距離や区間によって異なりますが、片道12,000マイル〜。
ANAマイルを貯めることで、普段なかなか乗ることができない、プレミアムな座席を楽しむことができます。なおANAに限らず、スターアライアンス加盟航空会社のフライトでも座席のアップグレードが可能です。
ANAマイルで座席をアップグレードする際の注意点
ANAマイル不足分を、現金で支払うことはできません。必要なマイル数を貯めてから、利用するようにしましょう。
3. 提携各社のポイントに交換する
一般的にマイルには有効期限があり、せっかく貯めたANAマイルも使わなければ失効してしまいます。
以下に、ANAマイルで交換できるポイントや商品の一部を紹介します。
- 楽天ポイント
- Tポイント
- iTunesギフトコード
- ザ・ペニンシュラ東京のお食事クーポン
期限までに飛行機に乗らないからと諦めず、上記の商品の交換に活用しましょう。
ANAカードに関するよくある質問
「ANA To Me CARD PASMO JCB」です。
初年度年会費が無料で、2年目以降は2,200円の年会費がかかってしまいますが、継続特典で1,000マイル付与されることや使いやすさを加味すると、年会費以上の価値が見込めるカードです。
例えば継続特典の「更新時にもらえるマイル」については1,000マイル。1マイルの価値が3〜20円と言われていることを考えると、この特典だけでも約3,000円以上の価値があり、年会費は実質無料となります。
「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」です。
継続特典が2,000マイル、搭乗ボーナスマイルが25%と、マイルの貯まりやすさが魅力的です。また東京メトロの「メトロポイント」の付与率も高くなり、東京メトロユーザーは特にマイルが貯まりやすいカードでしょう。
「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」です。
いま入会すると「ANAアメリカン・エキスプレス・カード」で最大60,000マイル、「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」ではなんと最大122,000マイルと大量のマイルを獲得することができます(2022年4月5日時点)。
「ANA To Me CARD PASMO JCB(GOLD)」や「ANA VISA Suicaカード」です。
「交通系IC一体型カード」の特徴は、交通機関の利用でポイントを貯めることができるという点です。JRユーザーはSuica、東京メトロユーザーはPASMO機能付きが使いやすいです。
中でも「ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD」は、東京メトロ独自のメトロポイントも還元率が高く、マイルを貯めやすくなっています。
買い物も移動も1枚のカードに集約できるため、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めやすいカードです。
まとめ
今回は、ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードを紹介しました。ANAマイルを効率よく貯めるためには、ANAマイルが貯まりやすいカードを日々使用することが大切です。
貯まったマイルは航空券と交換できるのはもちろん、各種ポイントと交換することも可能です。
ANAが発行していないカードでも、還元率が高いカードかつマイルと交換できるポイントであれば、間接的ではありますがマイルを貯めることができます。
この機会に、ANAマイルが貯まりやすいクレジットカードを新しく作って、ショッピングを楽しみながらお得にマイルを貯めてみてはいかがでしょうか。